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資 料 1 医療保険制度改革について (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29453.html
出典情報 社会保障審議会医療保険部会(第159回 12/1)《厚生労働省》
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(参考)金融資産等の保有状況の反映についての議論の状況
社会保障審議会医療保険部会 議論の整理(令和2年12月23日)(抄)


医療保険制度における負担は、所得の状況に応じて決定されているところであるが、 改革工程表において、「所
得のみならず資産の保有状況を適切に評価しつつ、「能力」に応じた負担を求めることを検討する」とされている。



これを踏まえ、当部会において議論を行った結果、
・ 平成 30 年1月から施行されている預貯金口座へのマイナンバーの付番の仕組みはあるものの、全ての預貯金番
号に付番がなされている状況ではないなど、実務的な課題がある
・ すでに金融資産の勘案の仕組みを導入している介護保険の補足給付が、低所得者向けに食費、居住費を福祉的
に給付する仕組みであることを踏まえ、医療保険において金融資産等の保有状況を反映することの理論的課題を
どのように整理するのか
といった意見があった。



これらの意見を踏まえ、 現時点で金融資産等の保有状況を医療保険の負担に勘案するのは尚早であることから、
預金口座へのマイナンバー付番の状況を見つつ、 引き続き検討すべきである。



なお、環境の整備などに向けて、今後も積極的、前向きな検討を行っていくべきとの意見もあった。

新経済・財政再生計画 改革工程表2021(令和3年12月23日)(抄)
55.高齢者医療制度や介護制度において、所得のみならず資産の保有状況を適切に評価しつつ、「能力」に応じた負
担の検討
a.マイナンバーの導入等の金融資産の把握に向けた取組を踏まえつつ、医療保険における負担への金融資産等の保有
状況の反映の在り方について、2020年の関係審議会のとりまとめを踏まえ検討課題の整理を行うなど関係審議会等
において、預金口座へのマイナンバー付番の状況を見つつ、引き続き検討。
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