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参考資料3:循環器病対策推進基本計画 (25 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29443.html |
出典情報 | 循環器病対策推進協議会(第11回 12/6)《厚生労働省》 |
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初期段階から継続して緩和ケアを必要とする疾患である。加えて、例えば、臨床
経過の特徴として増悪を繰り返すことが挙げられる心不全については、治療と
連携した緩和ケアも必要とされている。
(取り組むべき施策)
患者の苦痛を身体的・精神心理的・社会側面的等の多面的な観点を有する全人
的な苦痛として捉えたうえで、全人的なケアを行うべく、多職種連携や地域連携
の下で、循環器病患者の状態に応じた適切な緩和ケアを治療の初期段階から推
進する。
専門的な緩和ケアの質を向上させ、患者と家族のQOLの向上を図るため、関
係学会等と連携して、医師等に対する循環器病の緩和ケアに関する研修会等を
通じて、緩和ケアの提供体制を充実させる。
⑧循環器病の後遺症を有する者に対する支援
(現状・課題)
循環器病は、急性期に救命されたとしても、様々な後遺症を残す可能性がある。
後遺症により、日常生活の活動度が低下し、しばしば介護が必要な状態となり得
るが、このような場合には必要な福祉サービスを受けることができることとな
っている。ただし、その福祉サービスの提供や後遺症に対する支援については、
患者が十分に享受できていないとの課題が指摘されている。また、循環器病の発
症後には、うつや不安等が認められる場合もあるため、心理的サポートも求めら
れる。
とりわけ脳卒中の発症後には、手足の麻痺だけでなく、外見からは障害がわか
えん
りにくい摂食嚥下障害、てんかん、失語症、高次脳機能障害等の後遺症が残る場
合があり、社会的理解や支援も必要である。
(取り組むべき施策)
てんかん、失語症等の循環器病の後遺症を有する者が、症状や程度に応じて、
適切な診断、治療を受けられ、社会生活を円滑に営むために、就労支援や経済的
支援を含め、必要な支援体制の整備を行う。循環器病の後遺症を有する者に対す
る必要な福祉サービスの提供を引き続き推進するとともに、失語症者に対する
意思疎通支援、高次脳機能障害者のニーズに応じた相談支援、てんかん患者が地
域において適切な支援を受けられるよう、てんかん拠点医療機関間のネットワ
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経過の特徴として増悪を繰り返すことが挙げられる心不全については、治療と
連携した緩和ケアも必要とされている。
(取り組むべき施策)
患者の苦痛を身体的・精神心理的・社会側面的等の多面的な観点を有する全人
的な苦痛として捉えたうえで、全人的なケアを行うべく、多職種連携や地域連携
の下で、循環器病患者の状態に応じた適切な緩和ケアを治療の初期段階から推
進する。
専門的な緩和ケアの質を向上させ、患者と家族のQOLの向上を図るため、関
係学会等と連携して、医師等に対する循環器病の緩和ケアに関する研修会等を
通じて、緩和ケアの提供体制を充実させる。
⑧循環器病の後遺症を有する者に対する支援
(現状・課題)
循環器病は、急性期に救命されたとしても、様々な後遺症を残す可能性がある。
後遺症により、日常生活の活動度が低下し、しばしば介護が必要な状態となり得
るが、このような場合には必要な福祉サービスを受けることができることとな
っている。ただし、その福祉サービスの提供や後遺症に対する支援については、
患者が十分に享受できていないとの課題が指摘されている。また、循環器病の発
症後には、うつや不安等が認められる場合もあるため、心理的サポートも求めら
れる。
とりわけ脳卒中の発症後には、手足の麻痺だけでなく、外見からは障害がわか
えん
りにくい摂食嚥下障害、てんかん、失語症、高次脳機能障害等の後遺症が残る場
合があり、社会的理解や支援も必要である。
(取り組むべき施策)
てんかん、失語症等の循環器病の後遺症を有する者が、症状や程度に応じて、
適切な診断、治療を受けられ、社会生活を円滑に営むために、就労支援や経済的
支援を含め、必要な支援体制の整備を行う。循環器病の後遺症を有する者に対す
る必要な福祉サービスの提供を引き続き推進するとともに、失語症者に対する
意思疎通支援、高次脳機能障害者のニーズに応じた相談支援、てんかん患者が地
域において適切な支援を受けられるよう、てんかん拠点医療機関間のネットワ
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