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資料1 薬学教育6年制及び薬剤師に関する状況について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shiryo_00006.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 新薬剤師養成問題懇談会(第21回 2/14)《厚生労働省》
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(参考)薬剤師として求められる基本的な資質・能力(案)

薬学系人材養成の在り方に関する検討会
(令和3年12月24日)資料4 抜粋

(文部科学省令和3年度大学における医療人養成の在り方に関する調査研究)
1.

プロフェッショナリズム

豊かな人間性と生命の尊厳に関する深い認識をもち、薬剤師としての人の健
康の維持・増進に貢献する使命感と責任感、患者・生活者の権利を尊重して
利益を守る倫理観を持ち、利他的な態度で生活と命を最優先する医療・福
祉・公衆衛生を実現する。

2.

総合的に患者・生活者をみる姿勢
(仮)

患者・生活者の身体的、心理的、社会的背景などを把握し、全人的、総合的
に捉えて、質の高い医療・福祉・公衆衛生を実現する。

3.

生涯にわたって共に学ぶ姿勢

医療・福祉・公衆衛生を担う薬剤師として、自己並びに他者と共に研鑽し教
えあいながら、自ら到達すべき目標を定め、生涯に渡って学び続ける。

4.

科学的探究

薬学的視点から、医療・福祉・公衆衛生における課題を的確に見出し、その
解決に向けた科学的探究を適切に計画・実践し薬学の発展に貢献する。

5.

専門知識に基づいた問題解決能力

医薬品や他の化学物質の生命や環境への関わりを専門的な観点で把握し、適
切な科学的判断ができるように、薬学的知識と技能を習得し、これらを多様
かつ高度な医療・福祉・公衆衛生に向けて活用する。

6.

情報・科学技術を活かす能力(仮)

発展し続ける情報化社会を理解し、人工知能やビッグデータ等の情報・科学
技術を活用しながら、医療・薬学研究を実践する。

7.

薬物治療の実践的能力

薬物治療を主体的に計画・実施・評価し、的確な医薬品の供給、状況に応じ
た調剤、服薬指導、患者本位の処方提案等の薬学的管理を実践する。

8.

コミュニケーション能力

患者・生活者、医療者と共感的で良好なコミュニケーションをとり、的確で
円滑な情報の共有、交換を通してその意思決定を支援する。

9.

多職種連携能力

多職種連携を構成する全ての人々の役割を理解し、お互いに対等な関係性を
築きながら、患者・生活者中心の質の高い医療・福祉・公衆衛生を実践する。

10.

社会における医療の役割の理解

地域社会から国際社会にわたる広い視野に立ち、未病・予防、治療、予後管
12
理・看取りまで質の高い医療・福祉・公衆衛生を担う。

(医学/歯学:患者ケアのための診療技能)