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防衛関係予算 (8 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2023/seifuan2023/index.html
出典情報 令和5年度予算政府案(12/23)《財務省》
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重点分野

― スタンド・オフ防衛能力や統合防空ミサイル防衛能力などの重点分野を中心に防衛力を
抜本的に強化。また、庁舎・隊舎等の自衛隊施設の老朽化・災害対策強化やインフラの強
靱化を集中的に推進。
(1)スタンド・オフ防衛能力
○ ミサイルの開発・取得
・ 12 式地対艦誘導弾能力向上型の開発・量産(開発:338 億円、量産:939 億円)
・ 島嶼防衛用高速滑空弾の研究・量産(研究:158 億円、量産:347 億円)
・ 島嶼防衛用高速滑空弾(能力向上型)の開発(2,003 億円)
・ 極超音速誘導弾の研究(585 億円)
・ 島嶼防衛用新対艦誘導弾の研究(342 億円)
・ JSM(空対艦ミサイル)・JASSM(空対地ミサイル)の取得
(JSM:347 億円、JASSM:127 億円)
・ トマホークの取得(2,113 億円)
(2)統合防空ミサイル防衛能力
○ 警戒管制能力の強化
(FPS-5(3億円)
、FPS-7(43 億円)
、JADGE(90 億円)の能力向上)
・ FPS-5・FPS-7を改修し、極超音速滑空兵器(HGV)等の探知・追尾能
力を強化するための機能付加等を実施。また、機能付加をしたFPS-7を統制する
ため、自動警戒管制システム(JADGE)をFPS-7に適合化等。
○ イージス・システム搭載艦(2,208 億円)
・ ロフテッド軌道や同時複数の弾道ミサイルに対応する、既存イージス艦より高度な
弾道ミサイル迎撃能力を有するとともに、HGV等に対応する拡張性を有したイージ
ス・システム搭載艦の整備に向け、構成品等の取得に着手。
○ 03 式中距離地対空誘導弾(改善型)能力向上型の開発(758 億円)
・ 極超音速滑空兵器や弾道ミサイル対処を可能とするための能力向上。
○ 弾道ミサイル、巡航ミサイル、HGV等の迎撃能力を強化
・ SM-6(136 億円)
・ PAC-3MSE(421 億円)
・ 基地防空用地対空誘導弾(129 億円)
・ 03 式中距離地対空誘導弾(改善型)
(248 億円)
・ SM-3ブロックⅡA(595 億円)
○ HGV対処の研究(585 億円)
・ HGVの脅威に対処するため、必要な要素技術を早期に確立
(3)弾薬の確保、部品不足の解消、施設の強靱化
○ 各種弾薬の整備(8,283 億円)
・ 継続的な部隊運用に必要な各種弾薬を確保
・ 静粛型動力装置搭載魚雷(86 億円)
○ 弾薬の製造態勢等の拡充(1,618 億円)
○ スタンド・オフ・ミサイル等の大型弾薬等の火薬庫の確保(58 億円)
○ 自衛隊施設の抗たん性の向上(364 億円)
・ 主要司令部等の地下化、戦闘機用の分散パッド、電磁パルス攻撃対策等
○ 既存施設の更新(868 億円)
・ 老朽化対策及び耐震対策を含む防護性能の付与等のため、建物の構造強化、施設の
再配置・集約化等
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