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10参考資料1 新型コロナワクチンに関する資料 (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00027.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第52回 2/8)《厚生労働省》 |
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及び 1546.4[95%CI: 989.3,2417.1])
。2回目接種後 14 日及び3回目接種後 28 日
の中和抗体価は、オミクロン変異株に対して 232[95%CI: 169.4, 317.7]及び 823
[95%CI: 530.8, 1,277]であった 19。
2021 年6月 1 日から6月 30 日に英国の病院 18 施設で行われた多施設盲検化ランダ
ム化比較試験(COV-BOOST 試験)。被験者 2,878 名を 7 社の新型コロナワクチン(ワ
クチン群)又は髄膜炎菌ワクチン(対照群)に無作為に割り付けて追加接種し、接種後
の有効性と安全性について分析した。初回シリーズにファイザー社ワクチンを接種した
者はグループ内の対照群と比較して、追加接種 28 日後の抗 SARS-CoV-2 スパイクタン
パク質 IgG 抗体(GMR 4.78, [99%CI: 3.80, 6.02])
、デルタ株に対する中和抗体(GMR
4.94, [95%CI: 3.86, 6.31])が有意に上昇した 20。
・ 有効性
コミナティ筋注、スパイクバックス筋注、ヌバキソビッド筋注追加接種後の予防
効果を表Ⅲ-1-2 に示す。オミクロン株 B.1.1.529 流行期に行われた研究では、コミ
ナティ筋注、スパイクバックス筋注 3 回目接種後 61 日以降の発症予防効果はそれ
ぞれ 65%、69%と示されており、初回シリーズ完了後の追加接種の効果が示されて
いる一方で、オミクロン株以前の変異株に対する予防効果と比較して低い値を示し
ている。
(2)安全性の評価
・ コミナティ筋注(表Ⅲ-1-3, Ⅲ-1-6)
海外第Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ相試験(C4591001 試験, NCT0436872)第Ⅱ/Ⅲ相パートで 3 回
目接種を受けた 18 歳から 55 歳 306 人の接種から 7 日間の副反応発生状況は以下
の通りに報告された。
副反応発生状況は、重症度が高度なものは少なく、ワクチン接種群において発現
した副反応では、接種部位疼痛が最も多く報告され、事象全体で 83.0%、重症度が
高度以上の報告は、
0.3%であった。
次いで疲労が多く報告され、事象全体では 63.7%、
重症度が高度以上の報告は、4.5%であった 14。
米国の予防接種後サーベイランスシステム(v-safe)およびワクチン有害事象報
告システム(VAERS)の登録者を対象とした研究の報告では、4回目接種を受けた
50 歳以上 148,921 名が解析された。4回目接種後 7 日間において報告された局所
反応は 49.1%、全身反応は 44.2%であった 21。
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。2回目接種後 14 日及び3回目接種後 28 日
の中和抗体価は、オミクロン変異株に対して 232[95%CI: 169.4, 317.7]及び 823
[95%CI: 530.8, 1,277]であった 19。
2021 年6月 1 日から6月 30 日に英国の病院 18 施設で行われた多施設盲検化ランダ
ム化比較試験(COV-BOOST 試験)。被験者 2,878 名を 7 社の新型コロナワクチン(ワ
クチン群)又は髄膜炎菌ワクチン(対照群)に無作為に割り付けて追加接種し、接種後
の有効性と安全性について分析した。初回シリーズにファイザー社ワクチンを接種した
者はグループ内の対照群と比較して、追加接種 28 日後の抗 SARS-CoV-2 スパイクタン
パク質 IgG 抗体(GMR 4.78, [99%CI: 3.80, 6.02])
、デルタ株に対する中和抗体(GMR
4.94, [95%CI: 3.86, 6.31])が有意に上昇した 20。
・ 有効性
コミナティ筋注、スパイクバックス筋注、ヌバキソビッド筋注追加接種後の予防
効果を表Ⅲ-1-2 に示す。オミクロン株 B.1.1.529 流行期に行われた研究では、コミ
ナティ筋注、スパイクバックス筋注 3 回目接種後 61 日以降の発症予防効果はそれ
ぞれ 65%、69%と示されており、初回シリーズ完了後の追加接種の効果が示されて
いる一方で、オミクロン株以前の変異株に対する予防効果と比較して低い値を示し
ている。
(2)安全性の評価
・ コミナティ筋注(表Ⅲ-1-3, Ⅲ-1-6)
海外第Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ相試験(C4591001 試験, NCT0436872)第Ⅱ/Ⅲ相パートで 3 回
目接種を受けた 18 歳から 55 歳 306 人の接種から 7 日間の副反応発生状況は以下
の通りに報告された。
副反応発生状況は、重症度が高度なものは少なく、ワクチン接種群において発現
した副反応では、接種部位疼痛が最も多く報告され、事象全体で 83.0%、重症度が
高度以上の報告は、
0.3%であった。
次いで疲労が多く報告され、事象全体では 63.7%、
重症度が高度以上の報告は、4.5%であった 14。
米国の予防接種後サーベイランスシステム(v-safe)およびワクチン有害事象報
告システム(VAERS)の登録者を対象とした研究の報告では、4回目接種を受けた
50 歳以上 148,921 名が解析された。4回目接種後 7 日間において報告された局所
反応は 49.1%、全身反応は 44.2%であった 21。
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