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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31198.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第44回 2/22)《厚生労働省》 |
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厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会とりまとめ(2023年2月8日)(概要)
今後の接種方針(概要)
新型コロナウイルス感染症の疫学的状況及び変異、ワクチン接種による免疫の基礎的知見、ワクチンの有効性に
関する科学的知見を踏まえ、現時点において2023年度の接種の方針を以下のとおりとりまとめた。
1)対象者
⚫
⚫
まずは重症者を減らすことを目的とし、高齢者など重症化リスクが高い者を接種の対象としてはどうか。
重症化リスクが高くない者であっても、重症者が一定程度生じており、接種機会を確保することが望ましい
ことから、全ての者を接種対象としてはどうか。
子ども(5歳~11歳)や乳幼児(6ヶ月~4歳)は、接種開始からの期間が短いため、あわせて接種期間を
延長する。(子ども:2022年2月より接種開始、乳幼児:2022年10月より接種開始)
2)接種スケジュール
⚫ 以下の点を踏まえ、昨秋以降の接種歴を問わず、秋冬には次の接種を行うべきではないか。
➢ 疫学的知見からは、重症化予防効果は接種後6ヶ月以上、死亡予防効果は接種後10ヶ月以上持続すると示唆。
➢ 免疫学的知見からは、重症化予防効果等に寄与する免疫記憶は、より長期に継続すると示唆。
有効性の十分な持続が見込めないと判断できる時期は接種後1年程度と考えられる。
➢ 感染症の流行周期は明らかではないものの、流行開始以降、年末年始周辺に死者数や感染者数等の比較的
大きなピークを認めている。
少なくとも年末には接種の有効性を発揮する必要があると考えられる。ただし、特に重症化リスクが
高い方等に秋冬を待たずに接種することも念頭に、今後の感染拡大や諸外国状況等を注視する。
3)使用するワクチン
⚫
変異株についての予見は困難であり、幅広い抗体の産生が期待できるワクチンを使用することが適当。
当面は広い抗原性を持った株の成分を含んだワクチン、すなわち現在使用している従来株とオミクロン
株の成分を含む2価ワクチンを使用することが妥当ではないか。
13
今秋以降に使用するワクチンについては引き続き検討。
今後の接種方針(概要)
新型コロナウイルス感染症の疫学的状況及び変異、ワクチン接種による免疫の基礎的知見、ワクチンの有効性に
関する科学的知見を踏まえ、現時点において2023年度の接種の方針を以下のとおりとりまとめた。
1)対象者
⚫
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まずは重症者を減らすことを目的とし、高齢者など重症化リスクが高い者を接種の対象としてはどうか。
重症化リスクが高くない者であっても、重症者が一定程度生じており、接種機会を確保することが望ましい
ことから、全ての者を接種対象としてはどうか。
子ども(5歳~11歳)や乳幼児(6ヶ月~4歳)は、接種開始からの期間が短いため、あわせて接種期間を
延長する。(子ども:2022年2月より接種開始、乳幼児:2022年10月より接種開始)
2)接種スケジュール
⚫ 以下の点を踏まえ、昨秋以降の接種歴を問わず、秋冬には次の接種を行うべきではないか。
➢ 疫学的知見からは、重症化予防効果は接種後6ヶ月以上、死亡予防効果は接種後10ヶ月以上持続すると示唆。
➢ 免疫学的知見からは、重症化予防効果等に寄与する免疫記憶は、より長期に継続すると示唆。
有効性の十分な持続が見込めないと判断できる時期は接種後1年程度と考えられる。
➢ 感染症の流行周期は明らかではないものの、流行開始以降、年末年始周辺に死者数や感染者数等の比較的
大きなピークを認めている。
少なくとも年末には接種の有効性を発揮する必要があると考えられる。ただし、特に重症化リスクが
高い方等に秋冬を待たずに接種することも念頭に、今後の感染拡大や諸外国状況等を注視する。
3)使用するワクチン
⚫
変異株についての予見は困難であり、幅広い抗体の産生が期待できるワクチンを使用することが適当。
当面は広い抗原性を持った株の成分を含んだワクチン、すなわち現在使用している従来株とオミクロン
株の成分を含む2価ワクチンを使用することが妥当ではないか。
13
今秋以降に使用するワクチンについては引き続き検討。