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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (30 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31198.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第44回 2/22)《厚生労働省》 |
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2.本日の論点【1】2023年度の接種について(5-3)公的関与の規定について
2023年度の接種に係る状況
現在の新型コロナウイルス感染症のまん延状況や新型コロナワクチンの有効性等に関する検討を踏まえ、2023年度の
接種への接種勧奨・努力義務の規定の適用をどのように考えるか。
2023年度の接種
新型コロナ
ウイルス感染
症のまん延の
状況
(公衆衛生の
① 見地)
・オミクロン株の流行が続いている。
・(参考)「新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけについて」(令和5年1月 27 日厚生科学審議会感染
症部会)(抜粋)
- オミクロン株については伝播性が非常に高いものの、発生初期と比較して重症度が低下している。他方で、高い伝
播性により感染者が増加し、医療提供体制への負荷が高くなっているほか、死亡者が多くなっていることには留意
が必要。
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、感染症法に基づく私権制限に見合った「国民の生命及び健康に重大な
影響を与えるおそれ」がある状態とは考えられないことから、新型インフルエンザ等感染症に該当しないものとし、
5類感染症に位置づけるべきである。
予防接種の
有効性及び
安全性に
関する情報
その他の情報
②
「2023 年度以降の新型コロナワクチンの接種の方針について」(令和5年2月8日厚生科学審議会予防接種・ワ
クチン分科会予防接種基本方針部会)(抜粋)
有
効
性
等
安
全
性
・重症者を減らすことを第一の目的と考えるのであれば、まずは、高齢者等、重症化リスクが高い者は接種の対
象となると考えられる。
・重症化リスクが高くない健常者については、イ)上記の重症化リスクが高い者と頻繁に接触する者とロ)そうで
ない者の2群に分けられる。重症化リスクが高くない健常者であっても、一定の割合で重症化する者が生じてい
ること、健常人における有効性の持続期間等の十分なデータが得られていない現状においては、ロ)重症化リスク
が高くない方においても、接種の機会を提供することが必要と考えられ、イ)重症化リスクが高い者と頻繁に接触
する者については、従来ワクチンの知見においては、一時的であっても感染予防効果と二次感染予防効果があり、
特に感染拡大期においては、間接的に重症化リスクが高い方を保護する効果が期待されるため、接種を検討する
ことが重要と考えられる。
・現在用いているワクチンについては、薬事審査及び副反応モニタリングにおいて、現時点で重大な懸念は認め
られないと判断されている。
30
2023年度の接種に係る状況
現在の新型コロナウイルス感染症のまん延状況や新型コロナワクチンの有効性等に関する検討を踏まえ、2023年度の
接種への接種勧奨・努力義務の規定の適用をどのように考えるか。
2023年度の接種
新型コロナ
ウイルス感染
症のまん延の
状況
(公衆衛生の
① 見地)
・オミクロン株の流行が続いている。
・(参考)「新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけについて」(令和5年1月 27 日厚生科学審議会感染
症部会)(抜粋)
- オミクロン株については伝播性が非常に高いものの、発生初期と比較して重症度が低下している。他方で、高い伝
播性により感染者が増加し、医療提供体制への負荷が高くなっているほか、死亡者が多くなっていることには留意
が必要。
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、感染症法に基づく私権制限に見合った「国民の生命及び健康に重大な
影響を与えるおそれ」がある状態とは考えられないことから、新型インフルエンザ等感染症に該当しないものとし、
5類感染症に位置づけるべきである。
予防接種の
有効性及び
安全性に
関する情報
その他の情報
②
「2023 年度以降の新型コロナワクチンの接種の方針について」(令和5年2月8日厚生科学審議会予防接種・ワ
クチン分科会予防接種基本方針部会)(抜粋)
有
効
性
等
安
全
性
・重症者を減らすことを第一の目的と考えるのであれば、まずは、高齢者等、重症化リスクが高い者は接種の対
象となると考えられる。
・重症化リスクが高くない健常者については、イ)上記の重症化リスクが高い者と頻繁に接触する者とロ)そうで
ない者の2群に分けられる。重症化リスクが高くない健常者であっても、一定の割合で重症化する者が生じてい
ること、健常人における有効性の持続期間等の十分なデータが得られていない現状においては、ロ)重症化リスク
が高くない方においても、接種の機会を提供することが必要と考えられ、イ)重症化リスクが高い者と頻繁に接触
する者については、従来ワクチンの知見においては、一時的であっても感染予防効果と二次感染予防効果があり、
特に感染拡大期においては、間接的に重症化リスクが高い方を保護する効果が期待されるため、接種を検討する
ことが重要と考えられる。
・現在用いているワクチンについては、薬事審査及び副反応モニタリングにおいて、現時点で重大な懸念は認め
られないと判断されている。
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