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新型コロナワクチン 予診票の確認のポイント Ver9.1(令和5年2月17日版) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/000928832.pdf
出典情報 新型コロナワクチン 予診票の確認のポイント Ver9.1(令和5年2月17日版)(2/17)《厚生労働省》
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体調が回復してから接種することが大切です。体調が悪いときの接種は控えてください。体
調がよくなった頃に、改めて接種時期の相談をしてください。接種後の軽度の副反応が重篤な
転帰に繋がることのないよう、特に慎重に予防接種の適否を判断する必要があります。
○免疫不全のある方、○血が止まりにくい病気のある方や、抗凝固剤を服用されている方
下記に注意すれば接種可能です。
(解説参照)
○アレルギー疾患のある方
10「薬や食品などで、重いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがあり
ますか。
」をご参照ください。
(解説)
・免疫不全のある方については、新型コロナウイルス感染症の重症化のリスクが高いとされています。米国 CDC の見
解では、現時点で、有効性と安全性に関する確立されたデータはありませんが、他の接種不適当者の条件に該当しな
ければ、接種は可能としています。
・血が止まりにくい病気のある方や、抗凝固薬を服用している方は、筋肉内出血のリスクがあるため、接種後2分以上、強
めに接種部位を圧迫してもらう必要はありますが、接種は可能です。
(なお、抗血小板薬を服用している方は、筋肉内出血の
リスクはないとされていますので、接種可能です。ただし、止血に時間がかかる可能性があることにご留意ください。

過去の予防接種で具合が悪くなった方については、1「新型コロナワクチンの接種を受けたことがありますか。」及
び 11「これまでに予防接種を受けて具合が悪くなったことはありますか。
」もご参照ください。
また、第2期追加接種の対象者である「基礎疾患を有する方」及び「その他重症化リスクが高いと医師が認める方」
については1「新型コロナワクチンの接種を受けたことがありますか。
」もご参照ください。

※令和3年 11 月 30 日まで示されていた様式の予診票には6番「その病気を診てもらっている医師に今
日の予防接種を受けてよいと言われましたか。
」の質問項目がありますが、同年 12 月1日以降に示さ
れた様式では削除されています。

7 最近1か月以内に熱が出たり、病気にかかったりしましたか。
確認のポイント
罹患した疾病の種類によっては、免疫機能の低下や続発疾患の可能性も考えられますので、体
調が良くなってから、ワクチンを接種してください。麻疹など特に免疫抑制を認める疾患の場合
は、十分な免疫を付けるために4週間程度間隔をおくことが望ましいと考えられます。
また、新型コロナウイルス感染症の罹患歴がある場合は、初回接種、追加接種にかかわらず、臨
床的に回復していれば、接種は可能です。
(解説)
麻疹など特に免疫抑制を認める疾患の場合は、十分な免疫を付けるために4週間を目安として間隔をおくことが望ま
しいですが、一方で、特に免疫抑制が認められない疾患の場合は、体調が良くワクチン接種を希望する際には、治癒か
ら接種までの間隔をおかなくても、ワクチンを接種することができます。
新型コロナウイルス感染症の罹患については、初回接種、追加接種にかかわらず、隔離が解除され、体調が回復して
接種を希望する際には、その治療内容や感染からの期間にかかわらず接種することができますが、初回接種を終えた後
に感染した方では、感染してから3回目追加接種までの間隔については、暫定的に3か月を一つの目安としています。
また、モノクローナル抗体による新型コロナウイルス感染症の治療を受けた場合も、本人が速やかにワクチン接種を
希望する場合には、必ずしも一定期間を空ける必要はありません。本人が治療内容を記憶していない場合も同様です。

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