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資料1-1 東京大学公共政策大学院 重岡仁教授 御提出資料 (31 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2210_03medical/230306/medical07_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 医療・介護・感染症対策 ワーキング・グループ(3/6)《内閣府》
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特に医療データに欠如しているもの
③「医療供給側」(つまり医師や病院)の情報
• 近年の研究: 地域ごとの医療費の違いは、「需要側」(患者)
だけではなく、「供給側」(医師や病院)の影響が大きい。


例えば、我々の子供医療の分析では、18%の子供が不必要な抗生
物質を処方されていた。

• しかし、現状、医師情報(卒業大学、研修場所、勤務病院

等)、病院の情報(財政状況等)がレセプトに結合できない。

• さらに、詳細な医師情報に関してはそもそも日本では集計さ
れていない。

• 結果として、供給側への政策、例えば、「提供された医療の
質に合わせた診療報酬の支払い」等、が不可能

⇒ 新規のデータ収集が必要
(医師会等の反対を抑える政治力が必要)
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