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資料2 電子処方箋の導入状況・普及拡大に向けた対応等 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32682.html
出典情報 電子処方箋推進協議会(第2回 4/28)《厚生労働省》
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電子処方箋の導入現場から見えてきた横断的課題
○ 医療機関・薬局・ベンダからは、現場のDXリテラシー上の課題や、既存システムに起因し、
速やかな導入に結びつかないといった課題や指摘も出ている。

現場の主な声(例)
<DXリテラシー上の課題>
○ セキュリティ対策ソフトが最新ではなかった。電子処方箋導入に合わせてアップデートが必要又は電子処方箋以外の
機能のカスタマイズ費用が別途発生。【医療機関・薬局】
⇒ 電子処方箋以外の改修費用が見積りに含まれていることで、電子処方箋の導入補助金の上限の足を大きく超えてし
まっている。
○ 導入にあたってベンダは訪問せず電話・メールのみ。ベンダと十分な意思疎通ができない。ベンダへ指導してほしい。
【医療機関・薬局】
⇒ 電子処方箋導入作業は特段訪問する必要のない簡易的な処理のみのこともある。訪問対応は追加費用を要するので、
経費を抑えて導入するにはリモート配信が必須。
○ 電子処方箋システムのリモート配信を行おうにも、施設側が操作に不慣れで実施できない。【ベンダ】
〇 中小規模のクリニックは、病院と違ってIT担当がいないため、導入したくても知見がない。【診療所】
〇 電子処方箋関連資料が示されていないので、どのように導入・運用すれば良いか分からない。【薬局】

<既存システムの課題>

○ 今後の機能拡充が想定される現況では、機能拡充の都度、費用や導入の⼿続き、現場の運用停⽌や医師
への説明が必要となるため、導入に踏み込むことができない。【病院】
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