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資料1 財政総論(補足) (15 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230511zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(5/11)《財務省》
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将来世代の視点(フューチャーデザイン)
◆財政制度等審議会 財政制度分科会(2023年2月17日開催) 議事録(抄)

・ フューチャーデザインができて、こうした未来をみんなでつくりたいというコンセンサスをつくり、そこに向かって予算というのは立ててい
くのですよということをやって初めてフューチャーデザインが生きてくると思う。
・ こうしたものが学校のカリキュラム、小中高ある段階において、社会、公民の中で必ずやるであるとか、カリキュラムにすると意義深
いと思う。また、盛り上げていくためには、自己満足で終わるのではなくて、表現する場があると、さらに全体として盛り上がると思う。
・ 「認知症サポーター養成講座」のような、サポーターが自動的に増えていくような仕組みは参考になるのではないか。財務省の方
だけではなく、我々市民も含む、様々な方たちが、自然に財政教育に関われるようなものがあると良いのではないか。

◆財政制度等審議会 「令和5年度予算の編成等に関する建議」(2022年11月29日)(抄)

政策の立案に当たり、将来世代の視点に立って検討していくべき、という考え方がある。具体的に、将来世代の視点をどのように組
み込んでいくかを研究する「フューチャーデザイン」という分野があり、その考え方を取り入れて行政現場で実際に活用することで、現に
住民の行動変容を実現した地方公共団体もある。今後、持続可能な財政・社会保障の在り方を考えていく上でも、次の時代を担う
若年世代を含めて、フューチャーデザインの考え方を活用した議論に社会各層を広く巻き込み、当事者としての関心を高めていくこ
とが望ましく、こうした取組を具体化していく必要がある。

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