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資料3:小笠原委員資料(研究班報告:脳卒中急性期リハビリ) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33351.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第12回 6/2)《厚生労働省》
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CQ 2-1~2-6 とその回答

2-1

2-2

2-3
2. 急性期
合併症
への対応

2-4

2-5

2-6

CQ

Answer(一部省略)

脳梗塞発症後に出血性梗塞を合併した場合、

神経症候の増悪を伴わなければ、注意深い観察をしな

リハ訓練をどのように行うべきか?

がら、訓練を継続することを考慮してもよい。

くも膜下出血後に遅発性脳血管攣縮を認めた

無症候性の脳血管攣縮であれば、離床を含めた訓練を

場合、リハ訓練をどのように行うべきか?

継続することを考慮してもよい。

頭蓋内圧亢進が示唆される場合、リハ訓練を

脳灌流圧の維持を図りながら、血圧や神経症候の変化

どのように行うべきか?

に注意して訓練強度を設定することは考慮してもよい。

体温、血圧、心拍数、動脈血酸素飽和度など

原因検索が優先されるが、原因が判明していれば、症

に異常がみられる場合、リハ訓練をどのよう

候やバイタルサインを十分に観察しつつ訓練を継続す

に行うべきか?

ることは可能である。

深部静脈血栓症を合併した場合、離床をどの

適切な診断と抗凝固療法が行われているのであれば、

ように行うべきか?

離床を進めることを考慮してもよい。

痙攣を合併した場合、リハ訓練をどのように

行うべきか?

痙攣がすでに消失しており、新たな神経症候が遷延し
ていなければ、訓練および離床を進めることを考慮し
てもよい。