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資料2-7_藤原参考人提出資料 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33877.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第12回 6/28)《厚生労働省》
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「標準治療の確立」領域の課題
• 研究費の問題点
✓研究費の総額が3分の2となり、1課題あたりの研究費額が半分以下に
✓各施設へ症例登録費を支払う余裕がなく、医師が見返りなしに患者登録、データ入
力を行わざるを得ない状況
• JCOGでさえ、何かしら支援スタッフが1名以上いる施設は全体の69.4%
• 日本では患者登録すればするほど医師の業務量が増えるという負のサイクル
• 米国NCIでは1例あたりXXXドルの症例登録費が支払われており、それを原資
としてCRCを雇用(患者登録→増収→CRC雇用の正のサイクルが回る)
✓臨床試験に附随する試料解析研究を行おうとすると、「それは別に支弁すべし」と
いうコメントがAMEDからしばしばなされる
• 質の高いランダム化比較試験のデータから次なる仮説を生み出す視点を

• 何が起こるか?
• Stage IVの新薬開発だけが進み、Stage I-IIIはエビデンスに基づかない推奨ばか
りがガイダンスに掲載されかねない
• 薬や機器はあるが、現場でどれを使えばわからない状況に
採択課題数は維持しつつ、症例登録費・TR研究への支出が可能な
1課題ごとの研究費額とすることが望まれる