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資料3-9 野尻先生提出資料 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第74回 3/2)《厚生労働省》
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第六波における肺炎患者の状況





令和4年2月10日時点
N=353

第六波の令和4年1月4日から2月10日に入院した感染者のうち肺炎を確認した353名(入院者の約18%)について分析した。
肺炎の併発は60代以上の高齢者に多いが、30代以下の若者も約10%いた。最年少は10歳未満であった。
肺炎を併発した者のうち約3割が酸素投与が必要になっている。
約4割に抗体療法が、半数以上に抗ウイルス薬が投与されていた。
年代別

20代以下,
80歳以上, 123名,

肺炎の併発は高齢者に多いが、
50代までの若年・壮年層の割合
が約3割を占める

19名, 5%

5%
40代, 23名,

35%

198名

女性

155名

50代, 53名,

不明, 57名,
16%

11%
接種済み, 256名,
73%

70代, 70名,

60代, 47名,

20%

13%

うち接種後6ヶ月経過:62名

治療薬
酸素投与,

うち人工呼吸器: 4名
高流量酸素:18名

未接種, 40名,

15%

重症度

肺炎併発者のうち
約3割に酸素投与が必要

重症化を防ぐためには
ワクチン接種や追加接種
が重要

7%

353名
男性

ワクチン接種

30代, 18名,

112名, 32%

肺炎・酸素不要, 241名,
68%

様々な治療薬が使われ
ているが、治療効果を
発揮するためには、
早期受診が必要

抗体薬

150名

抗ウイルス薬

192名

ステロイド薬

78名

※重複投与を含む

7

6