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2020年12月18日(金)
[診療報酬] 21年度薬価改定の骨子を了承 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会は18日、薬価専門部会と総会を開催し、2021年度薬価改定の骨子を了承した。17日の3大臣合意に基づき、乖離率5.0%を超える品目を対象とする一方、新型コロナウイルス感染症特例として薬価の削減幅を0.8%緩和する。診療側は、医療機関への影響を最小限にと配慮を求めたが、大規模な改定で「誠に遺憾」と反発して薬価専門部会での態度表明を留保し、その後の総会で、診療報酬の基本料への加算が認められた・・・
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2020年12月17日(木)
[診療報酬] 21年度薬価改定、削減幅を0.8%分緩和 新型コロナの影響に配慮
- 2021年度政府予算案の編成を巡り、田村憲久厚生労働相は17日、麻生太郎財務相と折衝し、同年度の薬価改定で薬剤費4,300億円(国庫1,000億円)程度を減らすことで合意した(p1参照)。保険適用されている全医薬品のうち、市場実勢価格との乖離率が5%を超える1万2,180品目の価格を見直す。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響に配慮し、薬価の削減幅を0.8%分、特例で緩和する(p1参照)。 薬価改定はこれまで2年・・・
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2020年12月17日(木)
[診療報酬] 6歳未満の外来診療100点上乗せ、21年9月末まで継続
- 2021年度政府予算案の編成を巡り、田村憲久厚生労働相と麻生太郎財務相が17日、折衝を行い、医療機関が小児(6歳未満)の外来診療を行った場合に診療報酬を100点上乗せする「新型コロナ特例措置」について、21年9月末まで継続することを決めた。それ以降は、上乗せの点数を半分にすることでも合意した(p9参照)。 この措置は、新型コロナウイルスの感染の拡大期での診療報酬上の臨時的な対応で、14日の中央社会保険医療協・・・
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2020年12月14日(月)
[診療報酬] 6歳未満の乳幼児の外来診療100点上乗せ 中医協・総会で了承
- 中央社会保険医療協議会の総会が14日、持ち回りで開かれ、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、6歳未満の乳幼児の診療を行った場合に診療報酬を100点上乗せする特例を了承した(p16参照)。 抱っこやおむつ交換、授乳などの際に親や医療従事者と濃厚接触しやすい▽感染経路が非常に多く、感染予防策の徹底が重要▽新型コロナに感染していることを想定し、全ての診療で対策を取る必要がある-など小児の外来診療の特性を踏・・・
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2020年12月14日(月)
[診療報酬] 21年度薬価改定の骨子を次回の中医協・専門部会に提示 厚労省
- 厚生労働省保険局の井内努医療課長は、14日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会で、財政当局との協議を経て、次回の同専門部会に2021年度薬価改定の骨子を示すことを明らかにした。同専門部会は、対象範囲と適用ルールで、両論併記の取りまとめとなっている(p10参照)。 井内課長の発言は、薬価専門部会が意見取りまとめの議論に入る前に行ったもの。改定の対象範囲については、平均乖離率の「2倍以上にすべき」との意・・・
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2020年12月11日(金)
[診療報酬] 21年度薬価改定、対象範囲で診療側と支払側に溝 中医協
- 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は11日、2021年度薬価改定に関して2回目の業界ヒアリングを実施した。日本製薬団体連合会などは、対象範囲について「乖離率が全ての既収載品目の平均乖離率よりも著しく大きい品目に限定すべき」とした(p7参照)。これを受け、診療側は、厚生労働省試算で医療費への影響額が最小の「平均乖離率の2倍以上」にとどめるべきと主張。一方、支払側は、影響額が最大の「1倍超」よりも広い「0・・・
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2020年12月09日(水)
[診療報酬] 支払側、21年度薬価改定の実施を受け入れ 中医協・専門部会
- 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は9日、2021年度薬価改定について引き続き議論した。中間年改定の在り方自体を議論すべきとしていた支払側が、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた特例的な対応として21年度改定を実施することを受け入れた。 厚生労働省は、9月取引分を対象に実施した薬価調査の結果から、対象品目の範囲と医療費への影響額の試算を提示した。乖離の大きい品目を対象とすることから、平均乖離率8.0・・・
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2020年12月08日(火)
[診療報酬] 総合経済対策、小児科などに診療報酬上の特例措置 政府
- 政府が8日の臨時閣議で決定した新たな経済対策には、新型コロナウイルスの感染拡大により診療件数の落ち込みが続く小児科などの医療機関や、新型コロナ回復患者の転院を支援するための診療報酬上の特例措置などが盛り込まれた(p14~p15参照)。こうした対策の実施に向け、政府は具体的な事業費などを決め、2020年度第3次補正予算を編成する。 同日に閣議決定されたのは「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対・・・
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2020年12月02日(水)
[診療報酬] 薬価平均乖離率8.0%、改定は予算編成過程で検討し決定 厚労省
- 厚生労働省は2日、中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に、2020年9月取引分を対象に実施した薬価調査の結果、平均乖離率は8.0%だったと報告した。19年9月調査の結果と同率だが、同じ中間年調査となった18年9月の7.2%からは拡大した。21年度薬価改定の実施を主張する支払側と、コロナの影響を踏まえて慎重に検討すべきとする診療側の意見は平行線が続いた。厚労省保険局の井内努医療課長は、中医協の議論継続を求めつつ、骨太・・・
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2020年11月25日(水)
[診療報酬] 21年度薬価改定は慎重に検討を 中医協・専門部会でヒアリング
- 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は25日、中間年の薬価改定として初の2021年度薬価改定について、業界ヒアリングを行った。日本製薬団体連合会は、中間年改定の在り方として「対象範囲は乖離率が著しく大きい品目とすべき」などとした上で、21年度改定については医療機関や薬局への影響を勘案して「慎重に検討すべき」とした。日本医薬品卸売業連合会は、24日の「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」への提出資料で、20・・・
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2020年11月24日(火)
[診療報酬] 再編後の地域包括ケア病棟、19年度中に合意済みなら新設可
- 厚生労働省は、2020年度の診療報酬改定に伴う事務連絡「疑義解釈資料(Q&A)その44」を都道府県などに出した。再編や統合の対象になっている複数の病院の全てが地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料を届け出ていなくても、再編・統合後に病棟の新設が必要だと20年3月31日までに「地域医療構想調整会議」で合意済みであれば、入院料2または4を届け出ることが可能だとの解釈を示している(p3参照)。 再編・統合の対象・・・
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2020年11月12日(木)
[診療報酬] データ提出加算、35病院に12月中の算定認めず 厚労省が通知
- 厚生労働省は「データ提出加算」を届け出る35病院の12月中の算定を認めないと地方厚生局などに通知した。算定に必要な患者の診療データの提出に遅延などが認められたため(p2参照)。 データ提出加算は、病院が入院患者に行った医療行為の内容や、退院時の状態といった情報の定期的な報告を評価する診療報酬で、入院料に上乗せされる。多くの急性期病院や、一部の療養型病院などが届け出ており、データは診療報酬の評価の見・・・
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2020年11月11日(水)
[診療報酬] 20年度診療報酬改定の結果検証の特別調査、12月に開始
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- 中央社会保険医療協議会 総会(第468回 11/11)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 診療報酬改定結果検証部会
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2020年11月11日(水)
[診療報酬] 21年度の薬価改定実施に反対を主張せず 中医協・総会で診療側
- 中央社会保険医療協議会・総会は11日、2021年度薬価改定についての検討の進め方を議論し、厚生労働省が提案した薬価専門部会で検討することや、その際に関係業界から意見聴取することを了承した。診療側委員は、コロナ下で医療機関経営が厳しい状況にあることを踏まえて「慎重な検討」を求めたが、薬価改定の実施に反対はしなかった(p481参照)。 厚労省の提案は、骨太方針2020の記載を踏まえて、▽薬価専門部会で所要の検・・・
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2020年10月30日(金)
[診療報酬] 診療・検査医療機関、時間外診療で深夜加算など算定可 厚労省
- 厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取り扱い(その29)に関する事務連絡を都道府県などに出した。都道府県から「診療・検査医療機関」(仮称)として指定された病院などが、診療時間以外の時間に発熱患者などに診療や検査を行った場合、要件を満たせば、時間外加算や休日加算、深夜加算などを算定することができるとしている(p2参照)。 「診療・検査医療機関」(仮称)が診療時間を超えて・・・
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2020年10月28日(水)
[診療報酬] 改定の入院医療への影響調査の実施案を大筋了承 中医協・総会
- 厚生労働省は28日の中央社会保険医療協議会・総会で、2020年度診療報酬改定の入院医療への影響を調査するため年度内に行う4つの調査の実施案を示し、大筋で了承された。急性期病棟などを退棟した患者の調査の記入内容をDPCの退院患者調査のデータと比較するなど、DPCデータの活用を推進する。厚労省は、それによって「より詳細な分析を行う」としている(p401参照)。 また、新型コロナウイルス感染症の影響を明らかにする・・・
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2020年10月22日(木)
[診療報酬] 入院医療調査、早ければ年明けにも結果を公表 厚労省
- 厚生労働省は22日、中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」で、入院医療に関する2020年度調査の結果を、早ければ年明けにも公表することを明らかにした(p17参照)。この調査で新型コロナウイルス感染症への対応状況や感染者の有無などを聞く方針も示した。 同省は20年度調査で、無作為に抽出した医療機関(約6,200施設)に対して施設調査票・病棟調査票・患者調査票を配布し、20年度の診療報酬改定後の・・・
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2020年09月16日(水)
[診療報酬] 中医協総会、看護必要度の経過措置延長で小塩会長が対応を説明
- 中央社会保険医療協議会は16日、診療報酬基本問題小委員会と総会を開催した。総会では、▽2020年度診療報酬改定の効果検証として「入院医療等の調査・評価分科会」が実施する調査の内容▽医療機器の保険適用▽先進医療会議からの報告▽被災地の特例措置-など全ての議題を異論なく了承した。また、小塩隆士会長(一橋大学経済学部教授)は、前々回総会で会長預かりとした新型コロナウイルス感染症に関する「重症度、医療・看護必要度・・・
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2020年09月16日(水)
[診療報酬] オンライン診療料、病院からの届け出83件 19年7月現在
- 2018年度の診療報酬改定で新設されたオンライン診療料の病院からの届け出が19年7月の時点で83件だったことが、厚生労働省の集計で分かった。前年同月の65件から18件の増。診療所からの届け出は1,223件で318件増えた(p290参照)。 また、「かかりつけ医」による質の高い初診を評価する機能強化加算は、病院からの届け出が1,149件(前年同月1,048件)、診療所からが1万2,719件(1万1,793件)と共に増えた(p290参照)。・・・
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2020年09月15日(火)
[診療報酬] 新型コロナの中等症患者受入れで臨時的診療報酬の周知徹底を
- 厚生労働省保険局医療課は15日付で、新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱い(その27)を各都道府県などに事務連絡した。14日の中医協における会議の結果を受けたもの。新型コロナウイルス感染が継続している状況を考慮し、中等症の患者受入れにあたり、診療・管理について実態に即した臨時的な診療報酬の取り扱いの周知徹底を求めている(p1参照)。 事務連絡では、中等症以上の新型コロナウイルス感染・・・
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2020年09月15日(火)
[診療報酬] 重点医療機関、コロナ患者の病床確保料をさらに引き上げ
- 政府が15日に閣議決定した2020年度第2次補正予算の予備費の支出では、病院や病棟全体を新型コロナウイルス感染症患者のために確保している重点医療機関の病床確保料を引き上げる。患者の受け入れ体制を確保するのが目的(p5参照)。 重点医療機関などの病床確保料については、新型コロナに対応する2次補正で補助を追加し、ICU病床は1床当たり30万1,000円/日、HCU病床は同21万1,000円/日、その他の病床は同5万2,000円/日・・・
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2020年09月14日(月)
[診療報酬] 中医協の持ち回り審議、公益委員が緊急時に限定を主張
- 14日に持ち回りで開催された中央社会保険医療協議会・総会で、一部の公益委員が、支払側・診療側・公益側の三者が意見を交換して結論を導いていく体制そのものに中医協としての意義があると指摘した上で、持ち回りでの審議はやむを得ない緊急時に限って実施すべきだと主張した(p20参照)。 14日の総会では、新型コロナウイルス感染症対応の特例措置として、医療機関が呼吸不全状態の「中等症II」以上の患者を一般病棟で受・・・
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2020年09月14日(月)
[診療報酬] 救急医療管理加算、通常の5倍 コロナ中等症II以上の受け入れで
- 中央社会保険医療協議会・総会は14日、特定集中治療室管理料などを算定できない一般病棟で新型コロナウイルス感染症の「中等症II」以上の患者を受け入れた場合、救急医療管理加算の評価を通常の5倍相当の4,750点にすることを決めた(p9参照)。呼吸不全の状態にある中等症IIの患者には、複数領域の医師が協働してさまざまなリスクに対応する必要があることなどを踏まえた特例的な措置。 新型コロナ患者を受け入れた医療機関・・・
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2020年09月10日(木)
[診療報酬] 20年度改定の影響、コロナ対応の有無に分けて把握へ
- 中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」は10日、2020年度診療報酬改定の影響を把握するための調査について、対象の医療機関を新型コロナウイルス感染患者の受け入れの有無や、感染拡大地域かどうかなどに分けて実施する方針を決めた。20年度は、一般病棟入院基本料などにおける「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の施設基準や、地域包括ケア病棟入院料・回復期リハビリテーション病棟入院料の実績要・・・
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2020年09月04日(金)
[診療報酬] 投薬で多様な不適切事例、レセプト病名は認められない 厚労省
- 厚生労働省は、保険診療に関する2020年度の指導・監査の留意点を公表した。18年度に実施した特定共同指導・共同指導での主な指摘事項を踏まえたもので、全体的には、▽診療録への医師による日々の診療内容の記載が極めて乏しい▽医学的診断根拠のない「レセプト病名」を付与している-などと指摘(p1参照)(p162参照)。また、基本診療料、医学管理等、在宅医療、検査、投薬など個別診療行為についても具体例を挙げて改善・・・
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