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2023年12月20日(水)
[介護] 老健や介護医療院の多床室、25年度に室料自己負担化を導入
- 一部の介護老人保健施設(老健)や介護医療院の多床室について、厚生労働省は室料の自己負担化を2025年度中に導入する。一定の所得がある入所者に1カ月当たり8,000円相当の室料を負担してもらう方針。厚労省では、在宅との負担の公平性や各施設の機能や利用実態などを踏まえ、さらなる見直しも含め検討する。 介護施設の居住費を巡っては、厚労省が4日の社会保障審議会・介護給付費分科会で、「療養型」や「その他型」の老健や・・・
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2023年12月20日(水)
[診療報酬] 在宅療養支援病院など「協力医療機関」への努力義務 厚労省案
- 厚生労働省は20日、医療機関と高齢者施設の連携を強化するための具体案を中央社会保険医療協議会・総会に示した。在宅療養支援病院や地域包括ケア病棟に介護保険施設から要請があった場合、その施設の「協力医療機関」になる努力義務を2024年度の診療報酬改定で作る<doc12694page73>。 厚労省は、入所者の病状の急変時に協力医療機関の医師が行う往診や、協力医療機関による入院の受け入れを新たに評価する案も示した。介・・・
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2023年12月18日(月)
[介護] 24年度介護報酬改定、審議報告案を了承 社保審分科会
- 社会保障審議会・介護給付費分科会は18日、2024年度の介護報酬改定に向けた審議の報告案を了承した。医療機関との連携により施設内で感染者の療養を行うことや、他の入所者などへの感染拡大を防止するための医療機関との連携体制の構築や感染症対策につながる取り組みを行う高齢者施設などを新たに評価することを盛り込んだ<doc12641page2>。 24年度改定の基本的な視点は、▽地域包括ケアシステムの深化・推進▽自立支援・・・・
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2023年12月18日(月)
[介護] 24年度介護報酬改定の施行時期、一部サービスは6月に 厚労省
- 2024年度の介護報酬改定について、厚生労働省は18日に開催された社会保障審議会・介護給付費分科会にて、医療分野との関わりが特に深い訪問看護や訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションなどのサービスに限って6月に施行する方針を示した。それら以外のサービスは従来の4月施行を維持する。 診療報酬改定は、24年度から6月1日(薬価改定は4月1日)に施行することが既に決まっている。それを踏まえて介護報酬改定の時期・・・
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2023年12月15日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 12月18日-12月23日
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- 来週注目の審議会スケジュール(12月18日-12月23日)(12/15)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2023年12月11日(月)
[介護] 24年度介護報酬改定の審議報告案を厚労省が提示 社保審分科会
- 厚生労働省は11日、2024年度の介護報酬改定に関する審議の報告案を社会保障審議会・介護給付費分科会に示した。人口構造や社会・経済状況の変化を踏まえ、「良質なサービスの効率的な提供に向けた働きやすい職場づくり」などを基本的な視点として報酬改定を実施する<doc12493page10>。18日に開催予定の次の会合での取りまとめを目指す。 24年度改定の基本的な視点は、▽地域包括ケアシステムの深化・推進▽自立支援・重度化・・・
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2023年12月08日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 12月11日-12月16日
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- 来週注目の審議会スケジュール(12月11日-12月16日)(12/8)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2023年12月04日(月)
[介護] 介護保険施設の基準費用額引き上げ、光熱水費高騰で 厚労省案
- 厚生労働省は4日、介護保険施設の基準費用額について2024年度の介護報酬改定で引き上げる方向で検討することを社会保障審議会・介護給付費分科会に提案した。近年の光熱水費の高騰に対応するとともに、在宅で生活する人との負担のバランスを図るための対応案で、強い反対意見は出なかった<doc12337page6>。 基準費用額は、介護保険施設での食費や居住費の標準額。多床室での基準費用額(居住費)については家計調査での高・・・
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2023年12月04日(月)
[介護] 総合マネジメント体制強化加算、基本報酬への包括化見送りへ
- 厚生労働省は4日、地域密着型の介護サービス事業所が算定する「総合マネジメント体制強化加算」について2024年度の介護報酬改定で基本サービス費として包括的に評価するのではなく、現行通りの評価とする案を社会保障審議会・介護給付費分科会に示した。また、地域の多様な主体と共に利用者を支える仕組みづくりを促進するため、この加算に新たな区分を設けることも提案した<doc12337page23>。複数の委員がこれらを支持し・・・
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2023年12月04日(月)
[介護] 「訪問+通所」介護の新サービス、24年度での創設見送りの方針示す
- 厚生労働省は4日、訪問介護と通所介護を組み合わせる新たなサービスの2024年度の創設を見送る方針を社会保障審議会・介護給付費分科会に示した<doc12336page12>。介護人材の不足が深刻化する中、訪問と通所の複合型サービスを創設して人材の有効活用を促す狙いだが、介護給付費分科会の委員からは、現在のサービスの規制緩和で対応できるなどの慎重論があった<doc12336page10><doc12336page9>。 厚労省は、要・・・
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2023年12月04日(月)
[介護] 一部老健などの多床室、室料負担導入になお反対多数 社保審分科会
- 厚生労働省は4日、「療養型」や「その他型」の介護老人保健施設(老健)や介護医療院の多床室について事実上の生活の場として選択されていることから、一定の所得がある入所者に室料の負担を求めることを社会保障審議会・介護給付費分科会に提案した<doc12335page8>。在宅で介護サービスを受ける人との負担のバランスを図るとともに、利用者の負担能力に考慮した対応案だが、施設や利用者側の複数の委員が引き続き反対姿勢・・・
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2023年12月01日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 12月4日-12月9日
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- 来週注目の審議会スケジュール(12月4日-12月9日)(12/1)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2023年11月30日(木)
[介護] 「介護職員等処遇改善加算」新設へ、4段階区分案を提示 厚労省
- 厚生労働省は11月30日、介護職員などの処遇を改善する3つの加算を2024年度介護報酬改定で一本化する際の具体案を社会保障審議会・介護給付費分科会に示した。現在の加算に設定されている要件やサービスごとの「加算率」を組み合わせて4段階の区分を設定する<doc12300page14>。一本化後の新たな加算の名称は「介護職員等処遇改善加算」とし、事業所の職員への柔軟な賃金の配分を認める。 また、賃金規程の見直しなど事業者・・・
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2023年11月30日(木)
[介護] 介護の管理者兼務要件を緩和へ、24年度改定で 厚労省
- 厚生労働省は、原則として常勤専従で兼務は不可とされている介護施設・事業所の管理者の責務について、サービス提供などで生じる事象を適時把握して職員や業務の一元的な管理・指揮命令を行うことを明確化し、管理者が責務を果たせる場合には事業所間の兼務を認める方針を固めた<doc12301page8>。2024年度介護報酬改定での対応を想定している。11月30日に開かれた社会保障審議会・介護給付費分科会に対応案を示し、おおむ・・・
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2023年11月30日(木)
[介護] 24年度介護報酬改定、介護での見守り機器など継続活用を評価へ
- 厚生労働省は11月30日、見守り機器などを導入した後、「生産性向上ガイドライン」に基づいた業務改善を継続的に行っている入所・泊まり・居住系サービスの介護施設・事業所を2024年度介護報酬改定で新たに評価する案を社会保障審議会・介護給付費分科会に示した<doc12302page16>。テクノロジーを導入した後の継続的な活用を促す狙いがある。 厚労省がこの日示した対応案では、介護現場での生産性の向上を推進するため、利・・・
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2023年11月29日(水)
[介護保険] 介護給付費等実態統計月報 23年8月審査分 厚生労働省
- 厚生労働省は11月29日、2023年8月審査分の「介護給付費等実態統計月報」(旧・介護給付費等実態調査月報)を公表した。結果の詳細は以下の通り<doc12446page1>。【受給者数】●介護予防サービス▽総数/89万1,500人▽介護予防居宅サービス/87万7,200人▽地域密着型介護予防サービス/1万3,300人●介護サービス[全体]総数/468万3,100人▽要介護1/124万7,800人▽要介護2/111万2,000人▽要介護3/90万1,300人▽要介護4/86万2,70・・・
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2023年11月27日(月)
[介護] 24年度介護報酬改定、BCP未策定なら減算へ 厚労省
- 2024年度の介護報酬改定に向け、厚生労働省は27日、感染症や自然災害の発生を想定した業務継続計画(BCP)を策定していない介護施設・事業所に基本報酬の減算ルールを導入する方針について、社会保障審議会・介護給付費分科会に提案した<doc12183page8>。計画の策定や見直しを推進することが狙いだが、一定の経過措置期間を設ける。 24年度から減算の対象となるのは、感染症編か自然災害編のいずれか、または両方のBCPが・・・
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2023年11月27日(月)
[介護] BPSD予防、チームでの対応を評価へ 24年度改定で新設
- 認知症の周辺症状とされる徘徊やせん妄などの「行動・心理症状」(BPSD)について、厚生労働省は予防につながる取り組みを平時からチームで行っている介護施設やグループホームへの評価を2024年度介護報酬改定で新設する方針を固めた。認知症の人の生活を支援するためにBPSDの予防につながる平時からの対応が重要となるが、その体制の整備などは評価されていないためで、新たな加算は2段階評価を想定している。 27日の社会保障・・・
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2023年11月27日(月)
[介護] 総合事業、「多様な主体」の参加後押しへ 中間整理案を大筋了承
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- 介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会(第5回 11/27)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課 地域づくり推進室 カテゴリ: 介護保険
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2023年11月27日(月)
[介護] LIFE関連加算、24年度介護報酬改定で対象サービス拡大せず 厚労省
- 厚生労働省は27日、科学的介護情報システム(LIFE)に関連する加算について2024年度の介護報酬改定で対象となるサービスの範囲を広げないとする方針案を、社会保障審議会の介護給付費分科会に示した<doc12184page31>。一方、現場の負担を軽減するためにLIFEへの入力項目の定義の明確化や、複数の加算で重複している項目の選択肢の統一化といった見直し案も提示し、いずれも大筋で合意を得た<doc12184page13>。 LIFE・・・
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2023年11月24日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 11月27日-12月2日
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- 来週注目の審議会スケジュール(11月27日-12月2日)(11/24)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2023年11月16日(木)
[介護] 「実態上大規模」の小規模特養、基本報酬の見直しを 厚労省
- 社会保障審議会・介護給付費分科会が16日に開かれ、小規模介護老人福祉施設(小規模特養)の基本報酬の在り方について議論が行われた。厚生労働省は、現在は広域型の介護老人福祉施設(特養)よりも高く設定されている小規模特養について、離島や過疎地域以外で、広域型の特養と一体的に運営されている場合には、1年間の経過措置を設けて見直しの対象にする案を示した。 小規模特養に関する調査(2022年度老人保健健康増進等事・・・
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2023年11月16日(木)
[介護] 介護と医療の連携強化、介護保険施設に協力医療機関定める義務を
- 介護と医療の連携を強化する観点から、厚生労働省は、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)と介護老人保健施設(老健)、介護医療院に対し、1年間の経過措置を設けた上で協力医療機関を定めることを義務化する案について、16日に開かれた社会保障審議会・介護給付費分科会で示した<doc12008page9>。その際の医療機関の要件として患者の緊急時に原則入院できる体制を確保していることなどを挙げたが、委員からは、地域に・・・
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2023年11月06日(月)
[介護] 介護報酬、オンライン服薬指導の算定要件緩和へ 厚労省案
- 居宅療養管理指導でのオンライン服薬指導の算定要件について現在、介護報酬では月1回と定めているが、厚生労働省は、6日に開催された社会保障審議会・介護給付費分科会に対し、居宅療養管理指導の上限である月4回まで緩和することを提案した。また患者のプライバシーに配慮している場合は薬局以外の場所での実施も可能とする案も示した。 薬剤師による居宅療養管理指導については、前回(2021年度)の介護報酬改定で情報通信機・・・
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2023年11月06日(月)
[介護] 緊急時訪問看護加算の電話対応、看護師以外も可能に 厚労省案
- 社会保障審議会・介護給付費分科会が6日に開かれ、訪問看護での看護師の負担軽減について議論した。「緊急時訪問看護加算」の算定要件である利用者や家族から電話相談を受けた場合に常時対応できる体制について、現在は原則として看護師などが直接受ける体制がある場合に限っているが、厚生労働省は、連絡体制が整備されていることなどを条件に看護師以外の職員でも可能とする見直し案を示した<doc11808page19>。 厚労省・・・
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