令和４年度診療報酬改定

Ⅲ－１

患者にとって安心・安全に医療を受けられるための体制の評価や医薬品の安定供給の確保等－⑤⑦

医療技術評価分科会の評価を踏まえた対応
新規技術の保険導入
 有効性及び安全性が確認されたロボット支援下内視鏡手術について、術式を追加する。
【新たに算定できる術式】
・鏡視下咽頭悪性腫瘍手術（軟口蓋悪性腫瘍手術を含む。）
・鏡視下喉頭悪性腫瘍手術
［内視鏡手術用支援機器を用いて行う場合の施設基準
の概要］
・腹腔鏡下総胆管拡張症手術
・当該手術及び関連する手術に関する実績を有すること。
・腹腔鏡下肝切除術
・当該手術を実施する患者について、関連学会と連携の上、治療
・腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術
方針の決定及び術後の管理等を行っていること。
・腹腔鏡下副腎摘出術
・腹腔鏡下副腎髄質腫瘍摘出術（褐色細胞腫）
・腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術

既存技術の見直し

既存技術の見直し

 胃癌手術について、内視鏡手術用支援機器を用
いて行った場合に既存の腹腔鏡下手術に比べ優
越性が示されたことから、評価を見直す。

 食道癌、胃癌及び直腸癌について、内視鏡手
術用支援機器を用いて行った場合術の施設基
準を、レジストリの解析結果に基づき見直す。
現行

改定後
【腹腔鏡下胃切除術】
２ 悪性腫瘍手術
３ 悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いるもの）
【腹腔鏡下噴門側胃切除術】
２ 悪性腫瘍切除術
３ 悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いるもの）
【腹腔鏡下胃全摘術】
２ 悪性腫瘍手術
３ （略）
４ 悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いるもの）

64,120点
73,590点

改定後

【胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術の場合】
［施設基準］
(1) （略）

［施設基準］
(1) （略）
（削除）

83,090点

(2) 胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術（内視鏡
手術用支援機器を用いる場合）を術者と
して５例以上実施した経験を有する常勤
の医師が１名以上配置されていること。

98,850点

(3)～(9)

(2)～(8)（略）

75,730点
80,000点

（略）

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