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01 令和4年度診療報酬改定の概要 (全体概要版) (62 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00008.html
出典情報 厚生労働省 保険局 (3/4)《厚生労働省》
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令和4年度診療報酬改定

Ⅲ-5

口腔疾患の重症化予防、口腔機能低下への対応の充実、生活の質に配慮した歯科医療の推進-⑤

歯科固有の技術の評価の見直し
金属代替材料による歯冠修復物の評価の新設
 コンピュ-タ支援設計・製造ユニットを用いて作成した、金属代替材料による
歯冠修復物の評価を新設する。

(新)

CAD/CAMインレー

750点

[算定要件]
(1)CAD/CAMインレーとは、CAD/CAM冠用材料との互換性が制限されない歯科用CAD/CAM装置を用いて、作業
模型で間接法により製作された歯冠修復物をいい、隣接歯との接触面を含む窩洞(複雑なもの)に限り認められる。
(2)CAD/CAMインレーは以下のいずれかに該当する場合に算定する。
イ 小臼歯に使用する場合
ロ 上下顎両側の第二大臼歯が全て残存し、左右の咬合支持がある患者に対し、過度な咬合圧が加わらない場合等において第一
大臼歯に使用する場合
ハ 歯科用金属を原因とする金属アレルギーを有する患者において、大臼歯に使用する場合(医科の保険医療機関又は医科歯科
併設の医療機関の医師との連携の上で、診療情報提供(診療情報提供料の様式に準ずるもの)に基づく場合に限る。)

[施設基準]
(1)十分な体制が整備されていること。
(2)十分な機器及び設備を有していること又は十分な機器及び設備を有している歯科技工所との連携が確保されていること。

参考:金属歯冠修復
(インレー)

CAD/CAMインレー

出典)保存修復学

第6版(医歯薬出版株式会社)

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