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感染症について(その1) 総-2 (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00197.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第550回 7/26)《厚生労働省》
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HIV・エイズについて

健康局結核感染症課
提出資料

HIV・エイズの概要
1.症状 : HIVに感染した後は、感染初期(発熱等)、無症候期、エイズ発症期(※)の経過をたどる。
(※)エイズとは、HIV感染により免疫力が低下し、通常は発症しないような、病原性の低い病原体による感染症や悪性腫瘍等の一定の病気が発症した状態のこと。

2.潜伏期間 : 無症候期は、数年~10年。まれに短期間でエイズを発症する人もいる。
3.感染経路 : 性的接触、血液感染、母子感染。大半が男性同性間の性的接触による感染。
4.治療・予防 : 抗ウイルス薬による治療。コンドームの着用。抗ウイルス薬治療によりHIVの増殖を抑え、エイズ
発症を防ぐことは可能であるが、完治させることは出来ないため、生涯に渡る服薬が必要。
5.発生動向: 新規HIV感染者・エイズ患者のうち、男性が9割を占める。

HIV・エイズ対策について

感染症法に基づき策定された「エイズ予防指針」に沿って実施。

検査・相談体制の充実

⚫ 保健所等において無料・匿名のHIV検査を実施。夜間・休日のHIV検査・相談
体制の充実を進めている。

医療の提供

普及啓発及び教育

⚫ 拠点病院の整備
⚫ 医療機関相互の連携支援
⚫ HIV検査普及週間(6月1~7日)
⚫ 世界エイズデー(12月1日)に関するイベント等の実施

HIV・エイズの発生報告数の年次推移


H24年

H25年

H26年

H27年

H28年

H29年

H30年

R1年

R2年

R3年

HIV

1,002

1,106

1,091

1,006

1,011

976

940

903

750

742

エイズ

445

484

455

428

437

413

377

333

345

315



1,447

1,590

1,546

1,434

1,448

1,389

1,317

1,236

1,095

1,057

44