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感染症について(その1) 総-2 (46 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00197.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第550回 7/26)《厚生労働省》 |
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健康局結核感染症課
提出資料
梅毒について
梅毒の概要
1.症状 :一般に、1期梅毒(無痛性潰瘍等、細菌が侵入した局所の病変)から2期梅毒(バラ疹、早期神経梅毒等、血行性に散布された病変)、潜伏梅毒
(無症状)へと進行し、2期梅毒の症状を繰り返しながら晩期梅毒(心血管梅毒、後期神経梅毒等)に移行する。
また、梅毒に感染している妊婦から、妊娠中または出生時に感染したものを先天梅毒という。
2.潜伏期間 : 感染から約3週間で1期梅毒を発症、約3か月で2期梅毒を発症。症状は無治療でも消失する。
3.感染経路 : 粘膜の接触を伴う性的接触または母子感染が主体。近年、異性間性交渉による感染が増加傾向。
4.治療・予防 : 抗菌薬(ペニシリン等)による治療。コンドームの着用による予防。
5.発生動向 : 梅毒の発生報告数は、2000年は約760件だったところ、近年は、2014年の約1,700件から2018年に約7,000
件となるまで年々増加し、2022年の報告者数は13,000件を超えた。2023年は第1四半期までに、3,493件報
告されている。女性は20代に多く報告されているが、男性は20代から50代までの幅広い層を中心に報告され
ている。
梅毒対策について
感染症法に基づき策定された「性感染症に関する特定感染症予防指針」に沿って実施してきた。
発生動向の把握
⚫ 発生動向の多面的な把握のための疫学研究の推進
普及啓発及び教育
⚫ 性感染症に関する正しい知識の情報提供を目的とした普及啓発資材の作成
検査機会の提供
⚫ 保健所等における検査体制の整備
医療の質の向上
⚫ 医療従事者に向けた標準的な診断や治療の指針に関する情報提供
梅毒の発生報告数の年次推移
年
計
2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
621
827
875
1,228
1,661
2,690
4,575
5,820
7,007
6,639
5,867
7,978 13,228
※感染症発生動向調査事業(2022年は速報値)
46
提出資料
梅毒について
梅毒の概要
1.症状 :一般に、1期梅毒(無痛性潰瘍等、細菌が侵入した局所の病変)から2期梅毒(バラ疹、早期神経梅毒等、血行性に散布された病変)、潜伏梅毒
(無症状)へと進行し、2期梅毒の症状を繰り返しながら晩期梅毒(心血管梅毒、後期神経梅毒等)に移行する。
また、梅毒に感染している妊婦から、妊娠中または出生時に感染したものを先天梅毒という。
2.潜伏期間 : 感染から約3週間で1期梅毒を発症、約3か月で2期梅毒を発症。症状は無治療でも消失する。
3.感染経路 : 粘膜の接触を伴う性的接触または母子感染が主体。近年、異性間性交渉による感染が増加傾向。
4.治療・予防 : 抗菌薬(ペニシリン等)による治療。コンドームの着用による予防。
5.発生動向 : 梅毒の発生報告数は、2000年は約760件だったところ、近年は、2014年の約1,700件から2018年に約7,000
件となるまで年々増加し、2022年の報告者数は13,000件を超えた。2023年は第1四半期までに、3,493件報
告されている。女性は20代に多く報告されているが、男性は20代から50代までの幅広い層を中心に報告され
ている。
梅毒対策について
感染症法に基づき策定された「性感染症に関する特定感染症予防指針」に沿って実施してきた。
発生動向の把握
⚫ 発生動向の多面的な把握のための疫学研究の推進
普及啓発及び教育
⚫ 性感染症に関する正しい知識の情報提供を目的とした普及啓発資材の作成
検査機会の提供
⚫ 保健所等における検査体制の整備
医療の質の向上
⚫ 医療従事者に向けた標準的な診断や治療の指針に関する情報提供
梅毒の発生報告数の年次推移
年
計
2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
621
827
875
1,228
1,661
2,690
4,575
5,820
7,007
6,639
5,867
7,978 13,228
※感染症発生動向調査事業(2022年は速報値)
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