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資料2 安定供給等の企業情報の可視化、少量多品目構造の解消(2) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35303.html
出典情報 後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会(第3回 9/19)《厚生労働省》
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前回頂いた主な意見:少量多品目構造の解消(3/3)
その他
• 共同開発をすると複数社が一つの工場に発注を集中させてできるだけ安く生産しようという動きが見られて
いる。その一方で、どの会社のどの薬なのかというのを明確に識別できるような形、例えば各社で刻印など
を変えなければいけない。同じ工場で、同じ原薬と、同じ製法でつくっているにもかかわらず、違ったパッ
ケージングのものをつくり続けるのは、合理的ではないのではないか、ということをものづくりの観点から
思う。こうした部分は制度改革の一つの機になるのではないか。
• 品目統合にかかる薬事手続が劇的に短縮することは難しいと思うが、統合に向けたサポートをどの程度でき
るかが重要。企業間のアライアンスの中でうまく調整ができないかとなると、独禁法に抵触する可能性もあ
ると考えられる、これらを今の仕組みの中でどれくらい許容するのかというようなところも論点として考え
なければならないのではないか。
• 品目統合において、統合を行うメリットがないということで、薬価制度におけるメリットを付与できないか
という方向で検討されているが、統合はあくまでコストメリットを創出していくという観点で考えるべきで
はないか。新規参入の抑制が可能であれば価格が維持できるので、統合メリットをコストメリットに絞る方
が全体の整合性が取れるのではないか。

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