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参考資料1_検討会における主なご意見(第1回~第7回) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35843.html
出典情報 医薬品の販売制度に関する検討会(第9回 10/30)《厚生労働省》
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76. 示された業務フローがどこまで消費者に求められているか疑問であり、最初の実証は
僻地で行いメリットを評価してほしい。単なる利便性に走られると安全の担保が懸念
される。
77. デジタルは時間と距離を克服する技術である。あとは効率性で、高い専門能力を発揮
してもらうためにデジタル技術を活用できるところ。今の生産性効率性ではアクセス
できないところに届く仕組みが問われている。

【 その他全般的な事項について 】
1. 医薬品販売制度におけるデジタル技術の活用・応用は、専門家による業務の質の向上
や効率化を図る上で有効なツール。ただし、その検討にあたっては、医薬品使用に係
る安全確保が大前提となる。
2. 様々な課題に対応するために規制上細かい区分ができてくると、区分の間の穴に落ち
るものが増え、利用者にもわかりにくくなる。穴に落ちたものを個々にどうするかで
はなく、全般的にすっきりとわかりやすい形にするという、プロである医療従事者に
とっても患者・利用者の立場にとっても良い方向の議論ができれば良い
3. OTC 販売と医療用を全体としてケアするという考え方がこれまでなかった。医療用と
OTC を地続きのものとして考えることが重要。医療で OTC も使って対応し、OTC がある
ものは保険から外す等、全体として見てほしい。零売を可とするのか、なくすのかで
変わる議論。
4. 分類も含めた販売方法を大きく作り直すことを視野に入れた議論が必要。
5. 濫用等の恐れのある医薬品など課題のある中、国民が必要な医薬品にどうアクセスす
るのか、医療の中での医薬品へのアクセスをどうしていくかというのが重要。
6. 閣議決定されたデジタル重点計画に組み込まれたデジタル臨時行政調査会のデジタル
原則の方針からすると、対面とオンラインは基本的には同等である。その観点から常
駐専任の見直しは必要であるが、医薬品は有効性安全性確保の観点もあるので、緩和
するだけでなく、必要に応じて、対面オンラインを問わず厳しく対応することも必要。
また、制度そのものの見直しだけでなく、必要な執行が担保されるよう体制を整備す
ることも重要。
7. 国民・患者の安全性を第一に考えた上で、ICTの活用も取り入れながら、適切な制
度となるようにすべき。
8. 制度ができたときには想定されていなかったものが多く入ってきているので、これら
も取り込んだ上で制度として整理する必要がある。安全性、濫用の危険性もあるので、
適正使用が実現できる、担保できることを踏まえた上で、いろんなトレンドに対応し
ながら議論をしていくべき。
9. 現行制度における課題と、デジタル技術を活用した一般用医薬品提供体制特有の課題