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【資料2】「経済財政運営と改革の基本方針2023」等関連事項について (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36273.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第170回 11/9)《厚生労働省》
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ドラッグ・ラグ/ロスの解消、日本への早期導入に関する評価

中医協 薬-1参考
5.10.18

論 点

ドラッグ・ラグ/ロスの解消、日本への早期開発を促すために、薬価の観点から対応する方策に関してどのように考えるか。

これまでの主な意見

• ドラッグ・ラグ/ロスは医療現場においても大きな課題だが、その原因と解決策について十分な分析がされていない。深掘り
できるデータに基づいての議論が必要。

• 国内未承認薬ののうち必要性が高いにも関わらず導入されていない新薬は、どのようなものあるのか。課題とともに、具体的
な医薬品等のデータを示していただきたい。
• 日本での上市を延期/中止した医薬品があるとのことだが、最終的に上市したものも含め、具体的にどのようなカテゴリーの
医薬品があって、具体的にどんな課題だったのか。
• ドラッグ・ラグ/ロスは、研究開発段階の要素が大きいので、その見直しが先決であり、公的医療保険の財源で手当すべきも
のではない。米国の薬価設定は、米国でも問題になっている。
• 迅速導入の評価は必要だが、その必要性や効果について、業界から意見やデータの提示が必要。
• 小児用医薬品は収益が見込めず手をつけにくい領域であり、現行の加算制度では開発コストを回収できない。【専門委員】
【関係業界の主な意見】
• 革新的な医薬品を国内に迅速に導入した場合には、薬価上の評価を行うべき。

• 先駆的医薬品や適切な比較薬がない新薬、参照可能な外国価格がない新薬などについて、欧米並みの薬価水準とすべき。
• 先駆加算の評価を充実させるとともに、欧米に遅れることなく上市される品目についても先駆加算に準じた加算を設けるべき。
• 企業が提出する情報に基づき、海外4か国(米英独仏)における上市予定、及びその予定価格を確認し、妥当性が認められる場合に
は価格調整を行うべき。

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