よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


04資料2_池田委員提出資料 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36490.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第57回 11/22)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

結果1 (ワクチン価格15,000円, 年1回vsなし)
1QALY獲得あたりのICER, 万円単位
ワクチン接種に対して保守的(控え目)な推定を実施し
た場合

年齢

基本分析の
推計値

モデルの罹患率
-25%a

モデルの罹患率
-50%a

医療費-50%b

保守的な推定
かつ
別のデータソース

別のデータソースを用いて
分析した場合

US有効性データc
使用

副反応データ
harmo使用d

モデルの罹患率
-50%a
かつ

US有効性データc
使用

5-17歳

222.6

298.5

448.0

263.3

745.7

227.8

1467.9

18-49歳

187.7

244.7

358.5

228.6

614.6

177.7

1231.1

50-64歳

143.6

224.2

334.1

186.0

313.8

133.4

544.1

65歳以上

26.8

49.5

119.6

63.3

7.2

24.7

80.7




高齢になるほど費用対効果は改善
基本分析においては、すべての年齢集団で費用対効果良好 (ICER<500万)

a) 推計モデルから得た罹患者数のデータ (月別・年齢別)を、25%減 (0.75倍)・50%減 (0.50倍)して分析。罹患者数そのものが減るので、ワクチンに
不利な推計になる
b) COVID-19罹患時の医療費のデータ(非入院・入院)を、50%減少させて分析。感染時の医療費が減るので、ワクチンに不利な推計になる
c) USの有効性データ (Lin et al.)を使用した分析.USのデータでは、感染予防効果が低く (初期値VE28.9%)、減衰も速い (4ヶ月経過で効果ゼロ)
d) 副反応データについて、自発報告にもとづくデータ (harmoワクチンケアwithコロナのスマホアプリにおける、2価ワクチン接種者の「気になる症
状」データ)を使用した分析

12