よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総ー5○長期収載品(その2)について (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00228.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第569回 12/1)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

長期収載品の保険給付の在り方についての論点
【論点】
(保険給付と選定療養の適用場面について)
〇 医療上の必要性が認められる場合に関して、例えば医療上の必要性により医師が銘柄名処方(後発品への変更不可)をした場合が考えられる
が、次のケースについては、どのように考えるか。
① 銘柄名処方の場合であって、患者希望により先発医薬品を処方・調剤した場合
② 一般名処方の場合
〇 上記に際して、後発医薬品の供給不安を踏まえ、選定療養の適用場面について、どのように考えるか。
〇 院外処方のほか、院内処方、入院時についてどのように考えるか。
(選定療養の対象品目について)
〇 選定療養の対象となる長期収載品の品目の範囲については、どのように考えるか。具体的には、後発医薬品上市後、徐々に後発品に置換えが
進む中で、長期収載品の薬価ルールにおいては後発品上市後の年数等に着目して薬価ルールを設定していることも参考に、次のような観点につ
いて、どのように考えるか。

(例) 後発品上市後の年数 / 後発品の置換率 等
(保険給付と選定療養の負担に係る範囲について)
〇 保険給付と選定療養の負担に係る範囲について、以下の視点を踏まえ、どのように考えるか。
① 患者が長期収載品を選好する場合における患者の負担の水準
② メーカーによる薬剤工夫など、付加価値等への評価

③ 医療保険財政の中で、イノベーションを推進する観点や、従来とは異なるアプローチで更なる後発医薬品への置換を進めていく観点
④ 選定療養化に伴い、一定程度、後発医薬品への置換えが進むことが想定される中で、現下の後発医薬品の供給状況
(長期収載品の選定療養の前提となる後発医薬品の価格について)
○ 患者負担への配慮や、後発品の最低薬価を基準とする場合、①長期収載品と②最高薬価の後発品を選択する場合には、②の方が保険給付が
多くなる逆転現象が生じる可能性を踏まえ、長期収載品の選定療養の場合における保険給付範囲の水準の検討に際して、前提とすべき価格差

をどのように考えるか。

29