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資料3-1~2   デプロドンプロピオン酸エステル(軟膏、クリーム、ローション) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00024.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第26回 12/7)《厚生労働省》
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2021年 1月改訂(第1版)

日本標準商品分類番号
872646


法 : 室温保存
有効期間 : 36カ月

2.1 細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物
性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)
[これらの疾患が増悪する
おそれがある。]
2.2 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
2.3 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎
[穿孔部位の治癒の遅
延及び感染のおそれがある。]
2.4 潰瘍
(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・
凍傷[皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延するおそれがあ
る。]

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対しては大量
又は長期にわたる広範囲の使用をしないこと。
[8.1参照]
9.7 小児等
長期・大量使用又は密封法(ODT)により発育障害をきた
すおそれがある。
[8.1参照]
9.8 高齢者
大量又は長期にわたる使用に際しては特に注意するこ
と。一般に生理機能が低下している。
[8.1参照]

3.1 組成
名 エクラーローション0.3%

11.副作用

1g中
有 効 成 分 デプロドンプロピオン酸エステル
3mg(0.3%)




次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行
い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な
処置を行うこと。
11.1 重大な副作用
11.1.1 緑内障、
後のう白内障(頻度不明)
眼瞼皮膚への使用に際しては眼圧亢進、緑内障
を起こすことがある。
大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法
(ODT)により、後のう白内障、緑内障等の症状
があらわれることがある。
[8.1参照]
11.2 その他の副作用

安 息 香 酸 ナ ト リ ウ ム、カ ル ボ キ シ ビ ニ ル ポ リ
剤 マー、ヒドロキシプロピルセルロース、プロピレ
ングリコール

3.2 製剤の性状




1997年12月

9.特定の背景を有する患者に関する注意

3.組成・性状


21500AMZ00071000

販売開始

8.2 症状の改善がみられない場合又は症状の悪化をみる場合
は使用を中止すること。
8.3 症状改善後は、できるだけ速やかに使用を中止すること。

2.禁忌(次の患者には投与しないこと)



承認番号

名 エクラーローション0.3%

剤 形・性 状 白色の懸濁性ローションで、
においはない。
識別コード HP2102L

頻度
種類

4.効能又は効果

5%以上又は頻度不明

0.1〜5%未満

皮膚の真菌性
(カンジダ
症、白癬等)
・細菌性
(伝
皮膚の感染
染 性 膿 痂 疹、毛 の う 炎
症注1)
等)感染症、ウイルス感
染症

○湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮
膚炎、皮脂欠乏性湿疹、脂漏性皮膚炎を含む)
○薬疹・中毒疹
○虫さされ
○痒疹群
[じん麻疹様苔癬、ストロフルス、結節性痒疹
(固定
じん麻疹)を含む]
○乾癬
○紅皮症
○紅斑症(多形滲出性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑)
○ジベル薔薇色粃糠疹
○掌蹠膿疱症
○特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑、シャンバーグ病)
○円形脱毛症

ステロイドざ瘡注3)、ステ ス テ ロ イ ド 皮 膚( 皮 膚

その他の皮膚 ロイド酒さ・口囲皮膚炎 萎縮、毛細血管拡張)
(顔面の紅斑、丘疹、毛細 魚鱗癬様皮膚変化、紫
症状注2)
血管拡張、痂皮、鱗屑) 斑、多毛、色素脱失等
過敏症

皮膚の刺激感、
発疹等

大量又は長期にわたる
下垂体・副腎 広 範 囲 の 使 用、密 封 法
皮質系機能 (ODT)により、下垂体・
副腎皮質系機能の抑制

5.効能又は効果に関連する注意
皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とす
るが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ
適切な抗菌剤(全身適用)、抗真菌剤による治療を行うか、又
はこれらとの併用を考慮すること。

注1)密封法(ODT)の場合、起こりやすい。このような症状があ
らわれた場合には、適切な抗真菌剤、抗菌剤等を併用し、症
状が速やかに改善しない場合には、使用を中止すること。
注2)長期連用により、生じることがある。このような症状があら
われた場合には徐々にその使用を差し控え、副腎皮質ステ
ロイドを含有しない薬剤に切り替えること。
注3)尋常性ざ瘡に似るが、白色の面皰が多発する傾向がある。

6.用法及び用量
通常1日1〜数回、適量を患部に塗布する。

8.重要な基本的注意

14.適用上の注意

8.1 大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用
により、副腎皮質ステロイド剤を全身的投与した場合と
同様な症状があらわれることがある。
[9.5、9.7、9.8、11.1.1
参照]

14.1 薬剤交付時の注意
14.1.1 使用部位
眼科用として使用しないこと。

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