よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料4-1~2   デプロドンプロピオン酸エステル(テープ) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00024.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第26回 12/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

資料4-2
<日本小児科学会

見解>

(別添様式)

スイッチOTC医薬品の候補成分に関する見解
1.候補成分に関連する事項
成分名
デプロドンプロピオン酸エステル(プラスター)
(一般名)
候補成分
の情報

効能・効果

湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光
皮膚炎、皮脂欠乏性湿疹、脂漏性皮膚炎を含む)、薬疹・中
毒疹、虫さされ、痒疹群[じん麻疹様苔癬、ストロフルス、
結節性痒疹(固定じん麻疹)を含む]、乾癬、紅皮症、紅斑
症(多形滲出性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑)、ジベル薔薇
色粃糠疹、掌蹠膿疱症、特発性色素性紫斑(マヨッキー紫
斑、シャンバーグ病)、円形脱毛症

2.スイッチ OTC 化の妥当性に関連する事項
1.OTC とすることの妥当性について
【薬剤特性の観点から】
要注意と思われる。
【対象疾患の観点から】
要注意と思われる。
【適正販売、スイッチ化した際の社会への影響の観点から】
要注意と思われる。
〔上記と判断した根拠〕
下記に示す。
スイッチ
OTC 化の 2.OTC とする際の留意事項、課題点について
密封法(プラスター)(ODT)の OTC として使用を考えた場合、
妥当性
小児では難しく小児には適応を考えたほうが良いと思われる。
〔上記と判断した根拠〕
・密封法(ODT)の長期にわたる広範囲の使用により、副腎皮質ス
テロイド剤を全身的投与した場合と同様な症状があらわれること
がある。
・皮膚感染症も密封法(ODT)の場合、起こりやすい。
・使用の煩雑性もある。
以上のことより、プラスターの OTC での小児適応は慎重に考える
べきである。
3.その他

備考

43 / 71