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資料4-1~2 デプロドンプロピオン酸エステル(テープ) (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00024.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第26回 12/7)《厚生労働省》 |
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ドロキシコルチドテープ、フルオシノロンアセトニドテー
プ及び吉草酸ベタメタゾンテープより強い作用を示した。
・難治性を含む各種皮膚疾患を対象とした臨床試験におけ
るエクラーテープの改善率は、湿疹・皮膚炎群 90.7%(166
例/183 例)*、虫さされ 90.2%(37 例/41 例)*、痒疹群 79.6%
(113 例/142 例)*、乾癬 94.0%(126 例/134 例)、掌蹠膿疱
症 92.9%(39 例/42 例)*、肥厚性瘢痕・ケロイド 51.9%(28
例/54 例)*、扁平紅色苔癬 88.9%(32 例/36 例)*、慢性円
板状エリテマトーデス 81.4%(35 例/43 例)*、環状肉芽腫
91.3%(21 例/23 例)であった。
*:かなり軽快以上/例数
・エクラーテープの副作用発現率は 2.8%(20 例/708 例)
であり、その主な内訳はステロイド潮紅・毛細血管拡張 7 件
(0.99%)、接触皮膚炎 5 件(0.71%)、皮膚萎縮 4 件(0.56%)、
毛のう炎・癤 3 件(0.42%)等であった。(承認時)
アトピー性皮膚炎の治療において、中等度までの紅斑,鱗
屑,少数の丘疹などの炎症所見,搔破痕などを主体とする
場合にはストロング(III 群)ないしミディアム(IV 群)の
ステロイド外用薬を第一選択とする。剤型の選択は、病変
の性状,部位などを考慮して選択する。乾燥を基盤とする
アトピー性皮膚炎の治療には軟膏を選択するのが基本であ
る。一方で、アドヒアランスを上げるため、痒疹や苔癬化
皮疹にはテープ剤の使用も考慮する。 1 )
臨床での使
またケロイド・肥厚性瘢痕治療における第一選択は、成人
われ方
においては強いステロイドのテープ剤(軽症例には弱いス
テロイドのテープ剤を使用してもよい)、小児においては弱
いステロイドのテープ剤となっている。 2 )
接触皮膚炎の治療において、ステロイド外用薬は高く推奨
されている。 3 )
痒疹の治療において、ステロイド外用薬は効果があり,第
一選択として使用して良いが、ステロイド外用薬に抵抗す
る例では漫然と使用を継続せず、保湿剤外用を含めた他の
治療法への変更を考慮することとされている。 4)
エクラープラスター20μg/cm2 においては、使用成績調査等
安全性に関
する情報(添
付文書より)
は実施されていない。なお、デプロドンプロピオン酸エス
テルのテープ剤において報告された副作用(承認時及び再
審査終了時までの調査)は、910 例中 24 例(2.64%)で、
その主なものは毛細血管拡張 9 件(0.99%)、接触皮膚炎 5
件(0.55%)、皮膚萎縮 4 件(0.44%)、毛のう炎 4 件(0.44%)
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プ及び吉草酸ベタメタゾンテープより強い作用を示した。
・難治性を含む各種皮膚疾患を対象とした臨床試験におけ
るエクラーテープの改善率は、湿疹・皮膚炎群 90.7%(166
例/183 例)*、虫さされ 90.2%(37 例/41 例)*、痒疹群 79.6%
(113 例/142 例)*、乾癬 94.0%(126 例/134 例)、掌蹠膿疱
症 92.9%(39 例/42 例)*、肥厚性瘢痕・ケロイド 51.9%(28
例/54 例)*、扁平紅色苔癬 88.9%(32 例/36 例)*、慢性円
板状エリテマトーデス 81.4%(35 例/43 例)*、環状肉芽腫
91.3%(21 例/23 例)であった。
*:かなり軽快以上/例数
・エクラーテープの副作用発現率は 2.8%(20 例/708 例)
であり、その主な内訳はステロイド潮紅・毛細血管拡張 7 件
(0.99%)、接触皮膚炎 5 件(0.71%)、皮膚萎縮 4 件(0.56%)、
毛のう炎・癤 3 件(0.42%)等であった。(承認時)
アトピー性皮膚炎の治療において、中等度までの紅斑,鱗
屑,少数の丘疹などの炎症所見,搔破痕などを主体とする
場合にはストロング(III 群)ないしミディアム(IV 群)の
ステロイド外用薬を第一選択とする。剤型の選択は、病変
の性状,部位などを考慮して選択する。乾燥を基盤とする
アトピー性皮膚炎の治療には軟膏を選択するのが基本であ
る。一方で、アドヒアランスを上げるため、痒疹や苔癬化
皮疹にはテープ剤の使用も考慮する。 1 )
臨床での使
またケロイド・肥厚性瘢痕治療における第一選択は、成人
われ方
においては強いステロイドのテープ剤(軽症例には弱いス
テロイドのテープ剤を使用してもよい)、小児においては弱
いステロイドのテープ剤となっている。 2 )
接触皮膚炎の治療において、ステロイド外用薬は高く推奨
されている。 3 )
痒疹の治療において、ステロイド外用薬は効果があり,第
一選択として使用して良いが、ステロイド外用薬に抵抗す
る例では漫然と使用を継続せず、保湿剤外用を含めた他の
治療法への変更を考慮することとされている。 4)
エクラープラスター20μg/cm2 においては、使用成績調査等
安全性に関
する情報(添
付文書より)
は実施されていない。なお、デプロドンプロピオン酸エス
テルのテープ剤において報告された副作用(承認時及び再
審査終了時までの調査)は、910 例中 24 例(2.64%)で、
その主なものは毛細血管拡張 9 件(0.99%)、接触皮膚炎 5
件(0.55%)、皮膚萎縮 4 件(0.44%)、毛のう炎 4 件(0.44%)
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