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○入院(その9)について 総ー5 (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00234.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第575回 12/22)《厚生労働》
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ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度のシミュレーションについて(案)
○ ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度については、これまでの議論を踏まえ、個別項目の要件及び該当基準
の見直しを行うとともに、各項目について重みづけを行う観点から、一部の項目の該当患者割合を全体の該当患者割合と
は別で確認することとしてはどうか。
1.個別項目の見直し
変更項目

2.各項目の重みづけ等を踏まえた該当基準の見直し
変更内容

該当患者割合
への影響

(1)

A-1:創傷処置

一般病棟用の必要度Ⅱにおける同項
目の評価対象となる診療行為が実施
されている場合に評価対象とするととも
に、「重度褥瘡処置」のみ実施の場合
は評価対象外とする。

(2)

A-3:呼吸ケア

一般病棟用の必要度Ⅱにおける評価
対象となる診療行為が実施されている
場合に評価対象とする。

A-4:点滴ライン同
時3本以上の管理

一般病棟用の「注射薬剤3種類以上
の管理」と同様の項目にした上で、入
院期間中に初めて該当した日から7日
目までのみを評価対象の候補日とする
とともに、対象薬剤から「「アミノ酸・糖・
電解質・ビタミン」」等の静脈栄養に関
する薬剤を除外する。

HCU1:- 0.2%
HCU2:+0.5%

対象項目

以下の項目を削除した上で、該当基
準を「A3点以上かつB4点以上」か
ら「A1点以上」に変更する。
A-5:心電図モニターの管理
A-6:輸液ポンプの管理

HCU1:+4.7%
HCU2:+9.7%

(3)

(4)

HCU1:-1.2%
HCU2:-1.4%

HCU1:-6.9%
HCU2:-6.0%

該当患者割合①
個別の項目のうち以下のうちいずれかで該当基準を満たす割合を、
該当患者割合①とする。
• 蘇生術の施行
• 中心静脈圧測定(静脈ライン)
• 人工呼吸器の装着
• 輸血や血液製剤の管理
• 肺動脈圧測定(スワンガンツカテーテル)
• 特殊な治療法等

該当患者割合②
全項目のいずれかで該当基準を満たす割合を、該当患者割合②と
する。
• 創傷処置
• 蘇生術の施行
• 呼吸ケア
• 注射薬剤3種類以上の管理
• 動脈圧測定(動脈ライン)
• シリンジポンプの管理
• 中心静脈圧測定(静脈ライン)
• 人工呼吸器の装着
• 輸血や血液製剤の管理
• 肺動脈圧測定(スワンガンツカテーテル)
• 特殊な治療法等

※ これらの見直しに加えて、レセプト電算処理システムコードを用いて評価を行った場合のシミュレーションもあわせて行う。

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