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○入院(その9)について 総ー5 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00234.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第575回 12/22)《厚生労働》
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前回(11月8日)の議論における一般病棟用の重症度、医療・看護必要度等に関する主な意見
(一般病棟用の重症度、医療・看護必要度について)
○ 「抗悪性腫瘍剤の使用」や「昇圧剤の使用」、「抗不整脈薬の使用」などの項目は急性期医療を評価する項目としてふさわしいため、
これらを実施する患者が基準に該当するよう、得点を3点とすることも考えられるのではないか。
○ 誤嚥性肺炎や尿路感染症の患者では、「救急搬送後の入院/緊急に入院を必要とする状態」の項目の影響により入院6日目に該当患者
割合が急激に落ちており、患者の状態に応じた評価を行う観点からすれば、適切な指標ではないのではないか。
○ 「救急搬送後の入院/緊急に入院を必要とする状態」の取扱いを変更するに当たっては、変更としてどのような形があるのか提示され
たい。
○ 「注射薬剤3種類以上の管理」については、急性期の病態を適切に評価する観点から、評価日数に上限を設けるとともに、「アミノ
酸・糖・電解質・ビタミン」の成分の薬剤などを対象薬剤から除外すべきではないか。
○ 「創傷処置」や「呼吸ケア」の項目については、「重度褥瘡処置」の除外や、必要度Ⅱの基準への統一化を行うべきではないか。
○ 「抗悪性腫瘍剤の使用」等の対象薬剤については、適切な外来化学療法を推進する観点から、入院で使用される割合が低い薬剤を評
価の対象から除外すべきではないか。
○ 7対1病棟における基準からB項目を削除した場合、A得点2点の患者が評価されなくなってしまうが、A得点2点の患者に対して
も、専門的な治療や処置が行われているため、何らか評価できる仕組みとすべきではないか。

○ 7対1病棟における評価基準をA項目及びC項目のみとする場合においても、B項目の測定は引き続き重要。
○ C項目の対象手術及び評価日数については、直近のデータを踏まえて見直しを行うべき。
○ 短期滞在手術等基本料の対象となる手術等を実施する患者についても、評価対象とすべき。
○ 評価項目の見直しを含めたシミュレーションを行うべき。
(一般病棟用の平均在院日数について)

○ 急性期一般入院料1の病棟のうち90%以上の平均在院日数が基準より2日以上短かったことや、急性期一般入院料1の病棟のうち平
均在院日数の長い群は、提供される医療の内容や患者の状態が急性期一般入院料2や4の病棟と大きな差がないことを踏まえ、機能分
化の推進の観点から、急性期一般入院料1における平均在院日数の基準を短縮化すべき。
○ 急性期一般入院料1の平均在院日数の基準を短縮化したとしても、医療機関は新たな基準に合わせた対応を行うと考えられるが、そ
れがよいことなのか考えるべきではないか。

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