よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(資料1)令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000196989_00025.html
出典情報 令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/22)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(認知症との関係)
○ 被虐待高齢者の「認知症の程度」と「虐待種別」の関係をみると、被虐待高齢者に重
度の認知症がある場合には「介護等放棄」
「経済的虐待」を受ける割合が高い。一方で
「身体的虐待」「心理的虐待」では逆の傾向がみられた。図 15【32P】
図15

(%)

被虐待高齢者の認知症の程度と虐待種別の関係

100
80

介護保険未申請・申請中・自立
(n=5,244)

68.7

要介護認定済み/認知症なし・
自立度Ⅰ (n=2,894)

65.2 65.0 62.7

認知症自立度Ⅱ (n=4,289)

60
43.1
40

48.3
認知症自立度Ⅲ以上 (n=3,969)

38.4

29.0

28.1

21.5
13.2 14.4

20

12.2

15.5 15.3 16.4

0.5 0.5 0.1 0.5

0
身体的虐待

介護等放棄

心理的虐待

性的虐待

経済的虐待

※介護保険申請状況、認知症の有無・程度が不明のケースを除く。虐待種別は複数回答形式で集計。

○ 被虐待高齢者の「認知症の程度」と「虐待の程度(深刻度)」の関係をみると、全体
に比して、
「介護保険未申請・申請中・自立」では「1(軽度)」及び「4(最重度)
」の
割合が高く、
「認知症自立度Ⅲ以上」では「2(中度)」及び「3(重度)」の割合が高い。
図 16【32P】
図16
認知症自立度Ⅲ以上
(n=2,895)

被虐待高齢者の認知症の程度と虐待の程度(深刻度)の関係
34.7

39.7

19.2

6.4

認知症自立度Ⅱ
(n=3,137)

38.9

39.4

16.8

4.9

要介護認定済み/認知症な
し・自立度Ⅰ(n=2,071)

41.1

37.9

15.6

5.4

介護保険未申請・申請中・自
立 (n=3,628)

41.5

34.5

0%

10%
20%
1(軽度)

30%
40%
2(中度)

50%
3(重度)

60%

16.6
70%
4(最重度)

80%

7.4
90%

100%

※虐待の程度(深刻度)に回答があったもののうち、介護保険申請状況、認知症の有無・程度が不明のケースを除く。

10