よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(資料1)令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000196989_00025.html
出典情報 令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/22)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(6)虐待を行った養護者(虐待者)の状況
◯ 被虐待高齢者における虐待を行った養護者(虐待者)との同居・別居の状況につい
ては、
「虐待者のみと同居」が 9,020 人(52.8%)で最も多く、
「虐待者及び他家族と
同居」の 5,814 人(34.0%)と合わせると 14,834 人(86.8%)の被虐待高齢者が虐待
者と同居していた。
【17P】
◯ 被虐待高齢者から見た虐待者の続柄は、
「息子」が 6,982 人(39.0%)で最も多く、
次いで「夫」4,070 人(22.7%)、
「娘」3,465 人(19.3%)であった。図 23【18P】
図23 被虐待高齢者からみた虐待者の続柄
娘の配偶者(婿)
1.0%

その他
3.8%
不明
0.1%

兄弟姉妹
息子の配偶者(嫁)
2.1%
2.6%

2.8%

6.6%

息子
39.0%


19.3%


22.7%

※虐待者の総数17,909人における割合。

◯ 虐待者の年齢は、
「50~59 歳」が 27.0%と最も多く、次いで 70~79 歳(
「70~74 歳」
と「75~79 歳」の合計)及び 60~69 歳(「60~64 歳」と「65~69 歳」の合計)が 16.2%、
「40~49 歳」が 14.4%の順であった。【18P】
(7)虐待の事実が認められた事例への対応状況
◯ 虐待への対応については、
「虐待者から分離を行った事例」が 4,801 人(20.1%)の
事例で行われた。そのうち、
「契約による介護保険サービスの利用」が 1,637 人(34.1%)
で最も多く、次いで「医療機関への一時入院」が 836 人(17.4%)、「やむを得ない事
由等による措置」が 761 人(15.9%)

「住まい・施設等の利用(入院、一時保護等を除
く。)」が 619 人(12.9%)であった。【18~19P】
一方、「被虐待高齢者と虐待を分離していない事例」では、「養護者に対する助言・
指導」が 7,299 人(57.7%)で最も多く、次いで「ケアプランの見直し」が 3,342 人
(26.4%)であった。
【19P】
◯ 権利擁護に関しては、成年後見制度の「利用開始済」が 943 人(うち令和 4 年度内
に利用開始済が 681 人)

「利用手続き中」が 671 人であった。また、令和 4 年度内に
成年後見制度を「利用開始済」もしくは「利用手続き中」であった 1,352 人のうち、
市町村長申立の事例は 950 人(70.3%)であった。【19P】

14