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(資料1)令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000196989_00025.html
出典情報 令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/22)《厚生労働省》
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○ 入所系施設における被虐待高齢者の「認知症の程度」と「虐待の程度(深刻度)」の
関係をみると、被虐待高齢者の認知症日常生活自立度「Ⅱ」の場合を除き「1(軽度)」
が最も多くなっていた。図 6【27P】
図6 入所系施設における被虐待高齢者の認知症の程度と虐待の程度(深刻度)の関係
2.1

Ⅳ/M (n=94)

59.6

31.9

6.4
1.9

Ⅲ (n=265)

52.1

37.7

8.3
0.7

Ⅱ (n=142)

43.0

47.9

8.5
3.7

なし/自立/
Ⅰ(n=27)

66.7
0%

10%

20%
1(軽度)

30%

22.2
40%

50%

2(中度)

60%

3(重度)

70%

7.4

80%

90%

100%

4(最重度)

※「入所系施設」は介護保険施設、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、小規模多機能型居宅介護、有料老人ホーム、軽
費老人ホーム、養護老人ホーム、老人短期入所施設をさす。認知症の有無・程度が不明のケースを除く。

(要介護度との関係)
○ 入所系施設における被虐待高齢者の「要介護度」と「虐待種別」の関係をみると、
「自
立/要支援/要介護1」
「要介護2」では身体的虐待を受けている割合が低く、
「要介護
5」では心理的虐待を受けている割合が低い傾向がみられた。図 7【28P】
図7

入所系施設における被虐待高齢者の要介護度と虐待種別の関係

100 (%)
80
60

64.4 64.2
56.3
50.0

43.4

40.639.4 37.7 32.8
27.2
21.224.024.3

自立/要支援/要介護1 (n=106)
要介護2 (n=99)
要介護3 (n=316)
要介護4 (n=430)
要介護5 (n=243)

33.3

40

17.0

20

4.7 4.0 2.2 3.5 4.5

5.7

1.0 1.6 1.2 1.2

0
身体的虐待

介護等放棄

心理的虐待

性的虐待

経済的虐待

※「入所系施設」は介護保険施設、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、小規模多機能型居宅介護、有料老
人ホーム、軽費老人ホーム、養護老人ホーム、老人短期入所施設をさす。虐待種別は複数回答形式で集計。要介護度
が不明のケースを除く。

(日常生活自立度(寝たきり度)との関係)
○ 入所系施設における被虐待高齢者の「日常生活自立度(寝たきり度)」と「虐待種別」
の関係をみると、日常生活自立度(寝たきり度)が「C」では介護等放棄を受けている
割合がもっとも高く、心理的虐待を受けている割合がもっとも低かった。図 8【28P】

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