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○個別事項(その21)について 総ー2 (30 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00236.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第576回 12/27)《厚生労働省》 |
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脳死下臓器提供時の平均所要時間と関わる人員数
中医協
総-1
元 . 1 0 . 9
○ 脳死下臓器提供では、脳死とされうる状態と判断されてから、臓器摘出手術終了までに平均63時間52分
要する(平成23年度厚生労働科学研究)。
○ また、脳死下臓器提供の標準的な1症例において、法的脳死判定~摘出手術の各プロセスにのべ約50
名の医師や多くの看護師、検査技師、事務員等が関わっている(平成28年度厚生労働科学研究)。
脳死とされうる
<脳死下臓器提供時の各段階における平均所要時間> 状態の診断から
①
脳死とされうる状態にあると判断
(旧法下での臨床的脳死診断)
②
ネットワークへの第一報
③
コーディネーターによる家族への説明
④
家族の承諾(承諾書受領)
⑤
第一回法的脳死判定開始
⑥
第一回法的脳死判定終了
⑦
第二回法的脳死判定開始※
⑧
第二回法的脳死判定終了
⑨
意思確認開始(移植施設への連絡開始)
⑩
摘出手術開始
⑪
大動脈遮断
⑫
摘出手術終了・退室
改正法施行後
(N=83)
の経過時間
10時間52分
6時間27分
6時間53分
5時間04分
法的脳死判定~摘出手術
の各プロセス
①
患者・家族・院内対応
主治医1名
②
循環動態管理
医師3名(主治医、病棟医、集中治療医)
③
画像検査
主治医1名、検査技師2名
④
計42時間49分
2時間32分
7時間23分
2時間06分
脳死判定
(必要となる人員は
1回目、2回目共通)
メディカルコンサルタントとの
ドナー管理方針に関する検討
主治医1名、集中治療医1名
(メディカルコンサルタントは院外医師)
⑥
手術打ち合わせ
麻酔科医1名、看護師2名
⑦
培養検査
主治医1名、集中治療医1名
⑧
摘出手術の準備
(手術、検査オーダー等)
主治医1名
⑨
脳死判定委員会
医師13名(施設長、他医師12名)、
看護部長、事務長、他事務6名
⑩
手術室への搬送
主治医1名、集中治療医1名
⑪
摘出手術
医師6名
(主治医1名、麻酔科医4名、病理医1名)、
看護師4名、検査技師1名
計60時間16分
1時間07分
2時間29分
計63時間52分
※第二回法的脳死判定は、第一回終了後、6時間以上経過の後、施行すること。
(6歳未満では、24時間以上経過の後、施行すること。)
医師9名(主治医1名、脳死判定医3名、
脳神経外科医1名、集中治療医2名、
耳鼻咽喉科医2名)、
検査技師3名、看護師2名
⑤
1時間32分
16時間27分
実際に関わった関係者(例)
平成23年度厚生労働科学研究 補助金 「円滑な脳死下臓提供に資するための科学的分析に関する研究」
平成28年度厚生労働科学研究 補助金 「ソーシャルマーケティング手法を用いた心停止下臓器提供や小児の臓器提供を含む臓器提供の選択肢提示を行う際の理想的な対応のあり方の確立に関する研究」
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中医協
総-1
元 . 1 0 . 9
○ 脳死下臓器提供では、脳死とされうる状態と判断されてから、臓器摘出手術終了までに平均63時間52分
要する(平成23年度厚生労働科学研究)。
○ また、脳死下臓器提供の標準的な1症例において、法的脳死判定~摘出手術の各プロセスにのべ約50
名の医師や多くの看護師、検査技師、事務員等が関わっている(平成28年度厚生労働科学研究)。
脳死とされうる
<脳死下臓器提供時の各段階における平均所要時間> 状態の診断から
①
脳死とされうる状態にあると判断
(旧法下での臨床的脳死診断)
②
ネットワークへの第一報
③
コーディネーターによる家族への説明
④
家族の承諾(承諾書受領)
⑤
第一回法的脳死判定開始
⑥
第一回法的脳死判定終了
⑦
第二回法的脳死判定開始※
⑧
第二回法的脳死判定終了
⑨
意思確認開始(移植施設への連絡開始)
⑩
摘出手術開始
⑪
大動脈遮断
⑫
摘出手術終了・退室
改正法施行後
(N=83)
の経過時間
10時間52分
6時間27分
6時間53分
5時間04分
法的脳死判定~摘出手術
の各プロセス
①
患者・家族・院内対応
主治医1名
②
循環動態管理
医師3名(主治医、病棟医、集中治療医)
③
画像検査
主治医1名、検査技師2名
④
計42時間49分
2時間32分
7時間23分
2時間06分
脳死判定
(必要となる人員は
1回目、2回目共通)
メディカルコンサルタントとの
ドナー管理方針に関する検討
主治医1名、集中治療医1名
(メディカルコンサルタントは院外医師)
⑥
手術打ち合わせ
麻酔科医1名、看護師2名
⑦
培養検査
主治医1名、集中治療医1名
⑧
摘出手術の準備
(手術、検査オーダー等)
主治医1名
⑨
脳死判定委員会
医師13名(施設長、他医師12名)、
看護部長、事務長、他事務6名
⑩
手術室への搬送
主治医1名、集中治療医1名
⑪
摘出手術
医師6名
(主治医1名、麻酔科医4名、病理医1名)、
看護師4名、検査技師1名
計60時間16分
1時間07分
2時間29分
計63時間52分
※第二回法的脳死判定は、第一回終了後、6時間以上経過の後、施行すること。
(6歳未満では、24時間以上経過の後、施行すること。)
医師9名(主治医1名、脳死判定医3名、
脳神経外科医1名、集中治療医2名、
耳鼻咽喉科医2名)、
検査技師3名、看護師2名
⑤
1時間32分
16時間27分
実際に関わった関係者(例)
平成23年度厚生労働科学研究 補助金 「円滑な脳死下臓提供に資するための科学的分析に関する研究」
平成28年度厚生労働科学研究 補助金 「ソーシャルマーケティング手法を用いた心停止下臓器提供や小児の臓器提供を含む臓器提供の選択肢提示を行う際の理想的な対応のあり方の確立に関する研究」
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