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○個別事項(その21)について 総ー2 (45 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00236.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第576回 12/27)《厚生労働省》 |
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臓器移植についての課題と論点①
(臓器移植の現状等について)
• 臓器提供者数は近年増加傾向にあるが、年間100例程度であり、各国と比較して少ない。
• 脳死後の臓器提供においては、心停止後の臓器提供に比べてより多くの種類の臓器提供が可能である。また、心停止後
臓器提供においては、摘出手術日程はドナー候補者の状態により、極めて迅速な対応が必要となることもあるため、提供
側、移植側、臓器移植ネットワークへの業務負担が大きい。
• 5類型施設のうち、脳死下臓器提供体制を整えている施設は約半数に留まる。
• 心臓や肺、腎臓等の臓器について移植希望登録者数は増加傾向である。
(ドナーや家族の意向に沿った臓器提供の工程に係る評価について)
• 臓器提供について、国民の39.5%が提供したいと回答している。一方で、臓器提供施設における負担は大きく、特に患者
家族への説明、脳死判定、ドナーの全身管理、関係者との調整などにおける負担が大きい。
• ドナーの適応がある患者について、脳死下臓器提供の選択肢提示がされた場合においても、家族辞退や医学的理由等
によって、臓器提供に至らない例が多く存在する。また、脳死下臓器提供が承諾された場合においても、心停止後臓器提
供となっている例が一定程度存在する。
• 令和4年度中に脳死とされうる状態を経て死亡した患者のうち、実際に家族に対し臓器提供に関する情報提供がされた割
合は25.2%であったと報告されている。
• 脳卒中の診療において、臓器提供施設であるかに関わらず、患者の終末期の医療及びケアの方針の決定のために、脳
死とされうる状態の判断や全脳機能不全の確定診断が必要である。
• 令和2年度診療報酬改定において、ドナーや家族の意向に沿った臓器提供を更に円滑に進めていく観点から、脳死臓器
提供管理料について評価が見直された。
• 令和4年度診療報酬改定において、当該患者及びその家族等に対して、治療方針・内容等の理解及び意向の表明を支
援する体制を整備している場合の評価として、重症患者初期支援充実加算が新設されたところ。
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(臓器移植の現状等について)
• 臓器提供者数は近年増加傾向にあるが、年間100例程度であり、各国と比較して少ない。
• 脳死後の臓器提供においては、心停止後の臓器提供に比べてより多くの種類の臓器提供が可能である。また、心停止後
臓器提供においては、摘出手術日程はドナー候補者の状態により、極めて迅速な対応が必要となることもあるため、提供
側、移植側、臓器移植ネットワークへの業務負担が大きい。
• 5類型施設のうち、脳死下臓器提供体制を整えている施設は約半数に留まる。
• 心臓や肺、腎臓等の臓器について移植希望登録者数は増加傾向である。
(ドナーや家族の意向に沿った臓器提供の工程に係る評価について)
• 臓器提供について、国民の39.5%が提供したいと回答している。一方で、臓器提供施設における負担は大きく、特に患者
家族への説明、脳死判定、ドナーの全身管理、関係者との調整などにおける負担が大きい。
• ドナーの適応がある患者について、脳死下臓器提供の選択肢提示がされた場合においても、家族辞退や医学的理由等
によって、臓器提供に至らない例が多く存在する。また、脳死下臓器提供が承諾された場合においても、心停止後臓器提
供となっている例が一定程度存在する。
• 令和4年度中に脳死とされうる状態を経て死亡した患者のうち、実際に家族に対し臓器提供に関する情報提供がされた割
合は25.2%であったと報告されている。
• 脳卒中の診療において、臓器提供施設であるかに関わらず、患者の終末期の医療及びケアの方針の決定のために、脳
死とされうる状態の判断や全脳機能不全の確定診断が必要である。
• 令和2年度診療報酬改定において、ドナーや家族の意向に沿った臓器提供を更に円滑に進めていく観点から、脳死臓器
提供管理料について評価が見直された。
• 令和4年度診療報酬改定において、当該患者及びその家族等に対して、治療方針・内容等の理解及び意向の表明を支
援する体制を整備している場合の評価として、重症患者初期支援充実加算が新設されたところ。
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