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資料4_提出資料3(大橋構成員) (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37513.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第3回 1/24)《厚生労働省》
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地域を面で支えることで、地域のケア力が高まる
症例3)73歳、女性、長男夫婦、孫と5人暮らし
慢性腎不全、2型糖尿病、高血圧症で血液透析(HD)を実施中
→脳梗塞を発症し、透析のための通院が困難となる(要介護4)
• 腎代替療法の選択肢は、透析医療の見合わせ、療養型病院への入院、腹膜透析への変更
• 血液透析患者を受けられる療養型病院は多くないため、遠方の病院へ入院する可能性が高い
• 家族は自宅療養の継続を希望(入院・施設入所の希望なし)

S大学病院から当院へ
在宅医療の相談

これまでは、透析医療の見合わせしか選択肢がなく、
自宅看取りになる

• 血液透析から腹膜透析への移行は、医学的には可能な状態だが通院困難
• 地域の中で在宅医療で腹膜透析を受け入れている医療機関がない
• 腎臓専門医や透析専門医と連携しながら、腹膜透析を在宅医療で管理する
• 地域の訪問看護ステーション、訪問介護スタッフなどと連携して腹膜透析の勉強
➢ 地域の中で、腹膜透析という患者の選択肢が増える
➢ 腹膜透析の患者を受け入れるという文化が地域・多職種の中に根付く
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