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総ー4ー1○医療機器及び臨床検査の保険適用について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00243.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第581回 1/26)《厚生労働省》
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製品概要
1 販売名

Rist ラディアルアクセス ガイディングカテーテル

2 希望企業

日本メドトロニック株式会社

3 使用目的

本品は、脳血管への機器の挿入に用いるカテーテルである。

製品特徴

出典:企業提出資料

・ 本品は、橈骨動脈穿刺アプローチ(以下「TRA」という。)専用の
ガイディングカテーテルであり、耐キンク性、内腔維持性、デバイス
誘導性及び血管追従性に優れた構造を有している。
ステンレスクロスコイル
本品

6段階の硬度別
ポリマージャケット

ナイチノール
ラウンドコイル

<本品の外観>

<使用例>
(右橈骨動脈→右総頸動脈)

臨床上の有用性
・ 脳血管手術のカテーテル治療において、大腿動脈穿刺アプローチ
4 構造・原理 (以下「TFA」という。)が広く行われているが、穿刺部の出血性合併
症が生じるリスクがある。TRAはTFAよりも穿刺部の出血性合併症発
生率を低減可能であるが、急峻な屈曲を有する血管を経由するため、
技術的に困難な場合がある。
各アプローチの比較結果
本品
引用文献

本品を用いた
臨床研究3報

穿刺部の出血性
合併症発生率

0.3%
(1件/330例)

TRA*

TFA

Catapano et al. 2020
1.46%
(3件/206例)

5.57%
(47件/844例)

*:本品とは異なるTFA用カテーテル

・ 本品の構造上の特性により、急峻な屈曲を有する血管走行への対
応が可能であるため、本品を用いることで、より適切なTRAによる脳
血管手術が実施可能となることが期待される。

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