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資料1-2  令和5年度血液製剤使用実態調査について (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37360.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会 適正使用調査会(令和5年度第1回 1/29)《厚生労働省》
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令和 5 年度血液製剤使用実態調査報告(適正使用調査会用資料)
日本輸血・細胞治療学会 輸血業務に関する総合的調査実施小委員会
小規模医療機関での輸血管理体制・使用状況について
【方法】
医療機関の分類は、病床数 0-19 床(診療所)、20-199 床(小病院)、200-499 床(中病院)
、500 床
以上(大病院)として、200 床未満を小規模医療機関とした。
【結果】
1. 施設数
2022 年度に日本赤十字社から輸血用血液製剤が供給された小規模医療機関は、診療所 3842 施設、
小病院 4132 施設、合計 7974 施設で供給を受けた医療機関全体の 86%を占めた。同医療機関の内
3795 施設(48%)から回答が得られたが、回答率は中大病院(76%、91%)と比較すると低値であっ
た。非回答の 4179 施設の小規模医療機関の実態は以降の報告と異なる可能性がある。
表 1 施設数
病床数

0-19

20-199

200-499

500-

合計

分類

診療所

小病院

中病院

大病院

供給施設数

3842 (41)

4132 (45)

1010 (11)

293 (3)

9277

回答施設数

1556 (32)

2239 (46)

763 (16)

266 (6)

4824

回収率

40%

54%

76%

91%

52%

表中の値は施設数(%)
2. 医療機関の概要
診療所の診療科は、その他の内科(37%)
、腎臓内科(29%)
、循環器内科(23%)
、整形外科
(21%)
、泌尿器科(16%)、小病院の診療科は、整形外科(72.4%)、循環器内科(60%)
、消化器内
科(53%)、その他の内科(49%)
、泌尿器科(42%)の順に多かった。
小病院では、約半数が全身麻酔手術を実施し、二次救急指定病院であった。輸血製剤使用量に関係
する心臓大血管手術、帝王切開、造血幹細胞移植、血漿交換の実施割合は 10%未満であった。診療所
の 8%が在宅輸血を行っていた。
表 2 医療機関概要
病床数

0-19

20-199

200-499

500-

施設数

1556

2239

763

266

整形外科

319 (20.5)

1621 (72.4)

722 (94.6)

261 (98.1)

産婦人科

126 ( 8.1)

390 (17.4)

533 (69.9)

257 (96.6)

血液内科

54 ( 3.5)

270 (12.1)

390 (51.1)

243 (91.4)

診療科

1

10