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資料1-2  令和5年度血液製剤使用実態調査について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37360.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会 適正使用調査会(令和5年度第1回 1/29)《厚生労働省》
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輸血後

382 ( 28.1)

700 (32.9)

370 (49.6)

169 (65)

表中の値は回答施設数(回答施設数に対する割合,%)、 手術件数は中央値[範囲]
4. 輸血用血液製剤の納入状況
回答した診療所において、購入された 3 製剤(赤血球、血小板、血漿)総単位の全体に対する割合
は 1%前後(1.4%、0.6%、0.3%)であり、供給施設数は非常に多いが実際に供給された血液製剤はわ
ずかであった。回答した小病院で購入赤血球総単位が全体の 15%を占めたが、血小板および血漿の総
単位は全体の 5%前後であった。
表 4 納入状況
病床数

0-19

20-199

200-499

500-

施設数

1556

2239

763

266

RBC 購入施設数

1391 (89)

2186 (98)

758 (99)

265 (99)

RBC 購入総単位

71667 (1.4)

761016 (15)

1914289 (37)

2400433 (47)

PC 購入施設数

195 (13)

1249 (56)

721 (94)

262 (98)

PC 購入総単位

46665 (0.6)

452554 (6)

2352160 (31)

4716549 (62)

FFP 購入施設数

137 (9)

890 (40)

703 (92)

261 (98)

FFP 購入総単位

5441 (0.3)

86139 (5)

506732 (28)

1195682 (67)

表中の値は回答施設数(回答施設数に対する割合,%)
総単位は年間総単位(年間総単位全体に対する割合, %)

5. 輸血用血液製剤の廃棄状況
輸血用血液製剤の廃棄は、大病院では 80-90%以上の施設でみられたが、中病院になると赤血球、
血漿は 80-90%以上、血小板は 44%の施設でみられた。小規模医療機関になると廃棄施設割合はさら
に減り、小病院では赤血球は 56%、血小板は 8%、血漿は 43%の施設で廃棄がみられた。診療所で
は廃棄は赤血球 17%、血小板 7%、血漿 37%の施設で廃棄がみられた。
輸血用血液製剤の廃棄量について年間廃棄総単位で評価すると、赤血球に関して小規模医療機関で
は 29075 単位が廃棄され廃棄量全体の 41%を占めた。血小板について小規模医療機関では購入総単
位の割合(6.6%)が少なく、廃棄総単位の割合も 7.2%と低値であった。血漿製剤について、小規模
医療機関の購入総単位の割合が 5.3%であったが、廃棄総単位の割合は 20%と増加した。
廃棄率は、廃棄総袋数/購入総袋数(廃棄無施設は 0%)として算出した。血小板の廃棄率は大病院
にて中央値 0.2%それ以外では中央値 0%と低値に抑えられていた。血漿に関しては中病院にて廃棄
率中央値 2.3%と高値がみられた(表 5)。
表 5 廃棄状況
病床数

0-19

20-199

200-499

500-

施設数

1556

2239

763

266

3

12