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資料1-2 令和5年度血液製剤使用実態調査について (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37360.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会 適正使用調査会(令和5年度第1回 1/29)《厚生労働省》 |
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2.へき地・離島の輸血管理体制
へき地・離島での輸血管理体制は、100 床以上の施設においてはその他の地域と同
様にほぼ整備されていた(図 4~7)。離島では輸血責任医師の配置率が若干低かった
が、へき地・離島とも輸血担当技師の配置率や輸血検査の 24 時間体制整備率はその
他の地域よりも高かった。へき地・離島の 20-99 床の施設ではその他の地域よりも整
備されている項目が多かった。一方、へき地の 0-19 床の施設ではその他の地域より
も整備されている項目が少なかった。離島の同規模施設では臨床検査技師や輸血担当
技師の配置率が低かった。なお、二次救急以上の指定施設の割合はへき地・離島とも
高い傾向がみられ、特に離島ではその割合が高かった。
図4
各地域での輸血管理体制-1
図5
各地域での輸血管理体制-2
図6
各地域での輸血管理体制-3
図7
各地域での輸血管理体制-4
3.へき地・離島での輸血使用状況
へき地・離島での赤血球製剤(RBC)の廃棄率は 20 床以上の施設で高かった(廃棄
率=廃棄量/購入量、各病床群での 1 施設毎の廃棄率の平均値として提示。99 床以下
の施設では半数以上の施設で廃棄量の記載なし)(図 8)。1 施設当たりの平均赤血球
製剤輸血量は、離島ではその他の地域とほぼ同量だったが、へき地では若干少なかっ
た(図 9)。1 施設平均の輸血実人数は 100-199 床の施設を除き、へき地・離島ではそ
の他の地域よりも少なかった。また、主要な診療科別の赤血球製剤使用量(各病床群
での総量として提示)は離島では内科、救急科、整形外科、消化器内科、外科の順、
へき地では内科、血液内科、消化器内科、整形外科、外科の順に多かった(図 10)。
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へき地・離島での輸血管理体制は、100 床以上の施設においてはその他の地域と同
様にほぼ整備されていた(図 4~7)。離島では輸血責任医師の配置率が若干低かった
が、へき地・離島とも輸血担当技師の配置率や輸血検査の 24 時間体制整備率はその
他の地域よりも高かった。へき地・離島の 20-99 床の施設ではその他の地域よりも整
備されている項目が多かった。一方、へき地の 0-19 床の施設ではその他の地域より
も整備されている項目が少なかった。離島の同規模施設では臨床検査技師や輸血担当
技師の配置率が低かった。なお、二次救急以上の指定施設の割合はへき地・離島とも
高い傾向がみられ、特に離島ではその割合が高かった。
図4
各地域での輸血管理体制-1
図5
各地域での輸血管理体制-2
図6
各地域での輸血管理体制-3
図7
各地域での輸血管理体制-4
3.へき地・離島での輸血使用状況
へき地・離島での赤血球製剤(RBC)の廃棄率は 20 床以上の施設で高かった(廃棄
率=廃棄量/購入量、各病床群での 1 施設毎の廃棄率の平均値として提示。99 床以下
の施設では半数以上の施設で廃棄量の記載なし)(図 8)。1 施設当たりの平均赤血球
製剤輸血量は、離島ではその他の地域とほぼ同量だったが、へき地では若干少なかっ
た(図 9)。1 施設平均の輸血実人数は 100-199 床の施設を除き、へき地・離島ではそ
の他の地域よりも少なかった。また、主要な診療科別の赤血球製剤使用量(各病床群
での総量として提示)は離島では内科、救急科、整形外科、消化器内科、外科の順、
へき地では内科、血液内科、消化器内科、整形外科、外科の順に多かった(図 10)。
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