手術時における肝炎ウイルス検査について
「国及び地方公共団体は、肝炎情報センター及び拠点病院の協力を得ながら、医療機関に対し、その規模を問わず、手術前等に
行われる肝炎ウイルス検査の結果について、例えば電子カルテによるシステムを利用する等により、受検者に適切に説明を行う
よう依頼する。医療機関は、肝炎ウイルス検査の結果について確実に説明を行い、受診につなげるよう取り組む。」

（『肝炎対策の推進に関する基本的な指針』第３（２）カ）
「手術前等に行われる肝炎ウイルス検査の結果の説明について（通知）平成26年4月23日健疾発0423第1号」

肝炎ウイルス検査体制の整備、受検勧奨および普及啓発を効果的に推進するため、肝炎ウイルス検査の検査目的や検査結果に関
わらず、受検者自身が検査結果を正しく認識できるよう医療提供者が適切な説明を行うことについて改めて御理解いただき、貴
団体の会員への周知方お願いいたします。
平成30年度、令和４年度の診療報酬改定

⚫ 平成30年度：手術前医学管理料の算定留意事項として、本管理料に包括されている肝炎ウイルス関連検査を行った場合には、
当該検査の結果が陰性であった場合も含め、当該検査の結果について患者に適切な説明を行い、文書により提供する旨が規定。
⚫ 令和４年度：短期滞在手術等基本料についても、同様の取扱いが規定。
手術前や入院時等には
肝炎ウイルス検査を実施

検査結果に関わらず
結果を患者に説明

肝炎ウイルス
陽性

適切な肝炎治療
及び経過観察を促す

肝炎ウイルス
陰性

不要な肝炎ウイルス検査の
重複受検を抑制する

画像提供：肝炎情報センター

関係団体に対して、手術前検査結果説明及び受検・受診勧奨について通知（令和５年３月）
「手術前等に行われる肝炎ウイルス検査の結果を踏まえた受診・受療・フォローアップの推進
等の医療機関管理者への協力依頼（通知）令和5年3月9日健が発0309第1号 」

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