肝炎対策における研究事業の位置付けについて
背 景
肝炎対策基本法
（H21年法律第97号）

・全国で300～370万人といわれるB・C型肝炎ウイルスの推計持続感染者
・全国で年間約4万人といわれる肝硬変・肝がんによる死亡者数
（H20年時推計）
・総則 （目的、基本理念、責務）
・肝炎対策推進協議会の設置と肝炎対策基本指針の策定
・基本的施策 （予防及び早期発見の推進、医療の均てん化の促進、研究の推進、等）

肝炎総合対策の推進

肝炎対策基本指針
（H23年5月16日告示）
平成28年6月30日改正
令和４年３月７日改正

肝炎医療を提供する体制の確保
肝炎の予防のための
施策

・肝炎医療の水準の向上に向けて、

肝炎に関する基礎、臨床及び疫学
研究等を総合的に推進する。
・その基盤となる行政的な課題を解

国内最大の感染症
肝硬変・肝がんへの進行

肝炎検査の実施体制及び
検査能力の向上

決するための研究を進める。

肝炎の予防及び肝炎医療の推
進の基本的な方向
・肝炎ウイルス検査の促進
・適切な肝炎医療の推進

・研究の総合的な推進
・肝炎に関する普及啓発
・相談支援や情報提供の充実

肝炎医療のための医薬品の
研究開発の推進
肝炎研究10カ年戦略

肝炎研究推進戦略

（H23年12月26日策定）

（R４年５月20日策定）

肝炎に関する調査及
び研究

2030年まで各研究課題に取り組み、肝疾患の治療成績の向上を目指す。

（１）臨床研究
（２）基礎研究
（３）疫学研究
（４）行政研究
（５）B型肝炎創薬実用化研究

肝炎の予防及び肝炎医療
に関する人材の育成
肝炎に関する啓発及び知
識の普及並びに肝炎患者
等の人権の尊重
その他肝炎対策の推進に関
する重要事項

研究成果を予防、診断及び
治療に反映

肝炎等克服政策研究事業

肝炎等克服実用化研究事業
肝炎等克服緊急
対策研究事業

B型肝炎創薬実用化
等研究事業

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