よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


01 令和6年度診療報酬改定の概要 (全体概要版) (113 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00012.html
出典情報 令和6年度診療報酬改定説明資料等について(3/5)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和6年度診療報酬改定

歯科医療について
初再診料等の評価の見直しによる人材確保、賃上げへの対応
➢ 標準的な感染防止対策の必要性、医療機関の職員や歯科技工所で従事する者の賃上げ等の観点から、初再診料や歯冠
修復及び欠損補綴物の製作に係る項目の評価を見直す。
改定後
現行
改定後
現行
【初診料】

【初診料】







歯科初診料
264点
地域歯科診療支援病院歯科初診料
288点
【再診料】
1 歯科再診料
56点
2 地域歯科診療支援病院歯科初診料
73点

歯科初診料
267点
地域歯科診療支援病院歯科初診料
291点
【再診料】
1 歯科再診料
58点
2 地域歯科診療支援病院歯科初診料
75点

(例)
【有床義歯】
1 局部義歯(1床につき)
イ 1歯から4歯まで
594点
ロ 5歯から8歯まで
732点
ハ 9歯から11歯まで
972点
ニ 12歯から14歯まで 1,402点
2 総義歯
2,184点

【有床義歯】
1 局部義歯(1床につき)
イ 1歯から4歯まで
624点
ロ 5歯から8歯まで
767点
ハ 9歯から11歯まで
1,042点
ニ 12歯から14歯まで 1,502点
2 総義歯
2,420点

回復期等の患者に対する口腔機能管理の推進
➢ 回復期リハビリテーション病棟等に入院する患者にするリハビリテーション・栄養管理・口腔管理を推進する観点か
ら、歯科医師による口腔機能管理、歯科衛生士による口腔衛生管理を行う場合の評価を新設する。
(新)回復期等口腔機能管理計画策定料:300点 回復期等口腔機能管理料:200点(1回/月) 回復期等専門的口腔衛生処置:100点(2回/月)

周術期等の患者に対する口腔機能管理の推進
➢ 周術期等口腔機能管理について、手術の実施の有無にかかわらず、集中治療室で治療を行う患者を対象に追加する。
➢ 終末期の悪性腫瘍の患者等の緩和ケアを実施している患者に対して、歯科衛生士が周術期等専門的口腔衛生処置を行
う場合の算定回数制限を月に2回から4回に見直す。

歯科固有の技術の見直し
➢ 大臼歯のCAD/CAM冠について、第一大臼歯の要件を緩和するとともに、第二大臼歯の一部にも適応拡大する。
➢ CAD/CAMインレーを製作する場合に、デジタル印象採得装置を用いて印象採得及び咬合採得を行った場合の評価を
新設する。併せて、歯科医師と歯科技工士が連携して口腔内の確認等を行った場合の評価を新設する。
(新)光学印象 100点

光学印象歯科技工士連携加算 50点

113