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資料4~6   エソメプラゾール、オメプラゾール、ラベプラゾールナトリウム、ランソプラゾール (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00025.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第27回 3/12)《厚生労働省》
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資料4 別紙
要望された成分のスイッチ OTC 化の妥当性に係る検討会議結果について
1.要望内容
H28-11
要望番号

H28-12

H28-11:個人以外
要望者

H28-16

H28-12:個人以外
H28-16:個人以外
H28-11:オメプラゾール

成分名

H28-12:ランソプラゾール
H28-16:ラベプラゾール
H28-11:胸やけ(胃酸の逆流)
、胃痛、もたれ、むかつき
H28-12:繰り返しおこる胸やけ(食道への胃酸の逆流)


要 望 内 容

呑酸(喉や口の中まで胃酸がこみ上げ、酸味や苦い感じ
効能・効果

がすること)、胃もたれ、むかつき、胃の痛み
H28-16:胸やけ、胃痛、げっぷ、胃部不快感、はきけ・む
かつき、もたれ、のどのつかえ、苦い水(胃酸)が上がっ
てくる

2.検討会議結果
OTC とすることの可否


○検討会議の議論においては、以下の意見があった。


1 週間程度の短期服用であれば、胸やけに対して効果が期待できる
とともに、これまでの使用実績を踏まえると重篤な副作用は出てお
らず、安全に使用できるのではないか。



その一方で、長期服用すると重篤な副作用の発現リスクが高まるこ
とや、がんの症状をマスクすることから、スイッチ OTC 化にはそ
ぐわないのではないか。



スイッチ OTC として承認された医薬品については、特段の問題が

OTC とする際の留意事項・

なければ、要指導医薬品からインターネット販売が可能な一般用医

その他検討会議における

薬品へと移行されるが、インターネット販売において短期使用は担

議論

保できないのではないか。
○こうした議論を踏まえ、本成分の OTC 化の議論の前提として、短期
での使用を担保するための販売時における方策(再購入の防止策等)
について検討が行われたが、平成 28 年度の医薬品販売制度実態把握
調査の結果を考慮すると、一般用医薬品の販売の実態として短期使用
が担保される状況ではなく、こうした状況下において、スイッチ OTC
化は認められないとされた。
○販売実態の改善状況を踏まえ、本成分のスイッチ化に関し、将来的な
議論を妨げるものではない。

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