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資  料 3-2 令和5年度第1回適正使用調査会の概要について (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38341.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会運営委員会(令和5年度第4回 3/13)《厚生労働省》
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保管管理不良

2 (0.2)

120 (0.9)

386 (2.5)

688 (12.2)

転用不可

142 (15.5)

1313 (9.5)

1001 (6.5)

509 (9.0)

その他

86 (9.4)

123 (0.9)

195 (1.3)

361 (6.4)

合計

918 (100)

13876 (100)

15504 (100)

5627 (100)

診療所において廃棄率が算出できた施設で評価すると 14.8%(219/1483 施設)に赤血球の廃棄がみ
られた。赤血球廃棄の有無により 2 群に分け比較した。廃棄有群の廃棄率中央値は 7.6%(範囲 0.1100%)であった。年間廃棄総単位は中央値 4 単位であったが、年間購入総単位も少ないため廃棄率は
高値となった。廃棄に関係する施設因子としては、有床施設、全身麻酔手術、帝王切開手術、大量出
血症例、産婦人科が認められた。産科診療と赤血球廃棄の関連が考えられたが、産婦人科の総使用単
位数は全体 2%で総廃棄量への影響は少ないと考えられた。病院外輸血(介護施設、在宅)、へき地/離
島は赤血球廃棄に関与しなかった。輸血管理体制に関しては廃棄有群の方が責任医師や輸血療法委員
会は整備されていた(表 8)。
表 8 診療所における赤血球廃棄に関する因子
RBC 廃棄率

廃棄無

廃棄有

施設数

1264

219

廃棄率

0 [0, 0]

7.6 [0.1, 100]

RBC 廃棄総単位

0 [0, 0]

4 [1, 308]

RBC 購入総単位

20 [1, 2110]

50 [1, 2050]

無床施設

771 (61)

110 (50.2)

有床施設

493 (39)

109 (49.8)

全麻手術

105 ( 8.7)

34 ( 16.6)

全麻手術件数

67 [1, 557]

101.5 [2, 1002]

心臓大血管手術

3 ( 0.3)

2 ( 1.0)

帝王切開

58 ( 4.9)

32 ( 15.5)

大量出血症例*

6 ( 0.5)

4 ( 1.9)

消化器外科

77 ( 6.1)

19 ( 8.7)

整形外科

259 (20.5)

49 ( 22.4)

産婦人科

79 ( 6.2)

37 ( 16.9)

血液内科

39 ( 3.1)

11 ( 5.0)

循環器内科

293 (23.2)

50 ( 22.8)

小児科

106 ( 8.4)

24 ( 11.0)

病院外輸血あり

124 ( 11.1)

19( 9.6)

へき地

21 ( 1.9)

2 ( 1.0)

離島

13 ( 1.2)

3 ( 1.5)

333( 25.2)

68 (33.0)

5 ( 0.4)

1 ( 0.5)

輸血責任医師 在籍
輸血看護師 在籍

6

20