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資料(Ⅱ)医薬産業振興・医療情報企画課 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38529.html
出典情報 令和5年度全国医政関係主管課長会議(3/29)《厚生労働省》
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び制度を整備していくことが重要である。
政府全体では、第2期「健康・医療戦略」において、
「医療機器・ヘルスケアプロジ
ェクト」として、AI・IoT 技術、計測技術、ロボティクス技術等を融合的に活用し、診
断・治療の高度化や、予防・QOL 向上に資する医療機器・ヘルスケアに関する研究開発
を進めている。
厚生労働省としても、臨床現場を理解し、医療のニーズに基づいた医療機器の開発
・改良を行う企業人材を育成するため、
「次世代医療機器連携拠点整備等事業」を通じ、
医療機器の開発に取り組む企業等の人材育成を行う医療機関等の拠点整備を行ってき
た。これまでの取組に加え、
「優れた医療機器の創出に係る産業振興拠点強化事業」に
おいて優れた医療機器の創出のため、各医療機関ならではの特色を活かしながら医療
機器創出に係る人材育成・リスキリングを実施するとともに、スタートアップ企業の
伴走支援の提供する医療機器の産業振興につながる拠点の整備を推進する。


昨年5月、
「国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及のた
めの基本計画」
(平成 28 年 5 月 31 日閣議決定)を改定した。
第2期基本計画では、昨今の医療情勢を踏まえ、プログラム医療機器の研究開発の
促進、医療機器の安定供給などの観点を取り入れるとともに、①日常生活における疾
病・重症化予防、②疾患の早期診断・予後改善、③患者の病態に合わせた細やかな治
療、④高齢者等の身体機能補完、⑤医療従事者の負担軽減に資する医療機器を、開発
の重点分野として定めている。

【医療系ベンチャーの育成支援】


医療系ベンチャーを育てる好循環(ベンチャーのエコシステム)の確立に向け、体
制の整備や予算等の措置を行い、医療系ベンチャーを支援するための取組を進めてい
る。



医療系ベンチャー・アカデミアに対するワンストップ相談窓口「MEDISO」を通じて、
法規制対応、知財、事業計画、海外展開等、医療系ベンチャーがシーズの実用化に向
けた各段階で抱える課題への相談対応や、事業戦略の策定、ハンズオン支援を実施す
る人材交流事業、セミナー等にて情報発信を行う等、医療系ベンチャーの更なる振興
を図るための総合的な支援に取り組んでいる。



また、医療系ベンチャーと大手企業や VC 等の支援機関とのビジネスマッチングを促
進するためのイベントである「ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット2023」を
令和5年10月に開催したところであり、本年も同時期に開催する予定である。

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