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医薬品の供給不安時には、企業から確実に供給状況を報告いただくとともに、その
状況をできる限り速やかに医療現場等にお伝えすることが重要であることから、製薬
企業に対し、供給不足が生じる医薬品の供給等の状況を、国や医療現場に情報提供す
るよう求めており、日本製薬団体連合会においては、供給状況に係るアンケート調査
を毎月実施しこの結果の公表が行われている。
さらに、本年 4 月以降の企業からの医薬品の供給情報の報告については、今後の供

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給不足が生じるおそれがある場合に未然防止することを目的とする供給不安報告と、
供給情報の速やかな医療機関への共有を目的とする供給状況報告の２つに整理し、収
集情報の拡充を行うこととしている。医薬品の供給不足については、製法の見直しを
必要とするものもあり未然防止による早期の改善を図ることや、医療現場への正確な
情報提供等を行うことにより対応を強化する予定である。。
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新型コロナウイルス抗原検査キット（インフルエンザとの同時検査キットを含む）
の安定的な供給にむけ、検査キットのメーカー在庫、メーカー在庫に余裕のある製品
の大手医薬品卸売業者における取扱状況を厚生労働省ホームページ（※）に掲載して
いる。
医療機関、薬局等に対して、
・ 特定の製品に発注が集中し当該製品が入手困難となった場合には、メーカー在
庫に余裕のある製品の発注
・ 日頃取引のある卸売業者からの購入が困難になった場合には、厚労省ホームペ
ージに掲載されている、在庫に余裕のある製品を取り扱う卸業者からの購入
等について検討いただくよう、依頼している。
（※） https://www.mhlw.go.jp/content/001170527.pdf
（薬事承認された検査キットのうち、製造販売業者から同意の得られたものについて掲載）

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医療用解熱鎮痛薬やせき止め等の安定供給については、新型コロナウイルス感染症
やインフルエンザの感染状況から需要が伸びたことを踏まえ、製薬メーカーに対して
、他の医薬品の生産ラインからの緊急融通やメーカー在庫の放出など、供給増加に向
けたあらゆる手段による対応を要請したところであり、この結果、昨年末までには、
９月末時点よりも１割以上供給量が増加したところ。
さらに、令和５年度補正予算において、製薬メーカーにおいて、さらなる増産への
投資を行っていただくため、緊急的な補助事業を設けている。

－Ⅱ産5－

産－5