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資料1 医学部臨時定員の配分方針と今後の偏在対策について (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39903.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第4回 4/26)《厚生労働省》
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医師偏在への更なる具体的対策の検討(2)
中堅以降の医師について
〇これまでの医師偏在対策において、若手の医師に関する対策については比較的効果があがっているが、中堅以
降の医師についての対策は限られてきた。一方、地方勤務への潜在的な意欲もみられ、中堅以降の医師の活
躍への期待がある。
-臨床研修や専門研修制度等の医師養成過程を通じた取組が修了した後の世代である、中堅以降の医師については、研修
の機会を通じた偏在是正に資する施策に乏しく、地域で活躍するための機会も十分に提供できていない。
ー平成26年前後で比較すると、医師少数県の若手の医師数は、医師多数県と比較して伸びてきているものの、中堅以降の医
師を含めると、医師少数県の医師数の伸びは小さい。
ー中堅以降の年代において、地方での勤務に魅力を感じている医師が一定数存在する。
-特定の専門分野に限らず、幅広い疾患について、総合的に診療を行う医師へのニーズがみられており、中堅以降の医師にはこ
うした領域での活躍も期待される。

論点
〇 中堅以降の医師を対象とした新たな偏在対策として、どのようなことが考えられるか。またそ
の際、どのようなことに留意すべきか。
<中堅以降の医師を対象とした偏在対策の例>
ー医師養成過程以降の専門医制度への対応(専門医更新時の地域従事の要件等)

ー診療所開設時等への対応(地域従事の要件、地域での勤務の支援等)
ー学会を通じた取組 (リスキリング・リカレント教育への学会の関与、地域への派遣の支援等)
ー中堅以降に限らず、必要な診療科の医師に対する処遇の向上
<中堅以降の医師を対象とした偏在対策において留意すべきことの例>
ー医師の生涯やキャリアパスにおける位置づけや魅力
ー医師やその家族の生活との調和

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