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令和6年版 男女共同参画白書 概要版 (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/index.html |
出典情報 | 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》 |
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第2節
仕事、家事・育児等と健康課題の両立
・気になる症状があったときのプレゼンティーイズム※損失割合は、仕事よりも家事等の方が高い。
健康課題を抱えていると、仕事よりも家事・育児等に影響が及ぶと認識していることがうかがえる。
・小学生以下の子供と同居している有業の女性は、仕事と家事等のプレゼンティーイズム損失
割合が同程度となっており、健康課題により仕事にも家事・育児等にも影響が及ぶと自身で
認識していると推測されるため、両立支援が重要。
※プレゼンティーイズムとは、何らかの不調を抱えた状態で出社し本来のパフォーマンスが発揮できない状態を指し、出来がどの程度か(生産性)をアンケート
による自己評価等を用いて測定する。なおここでは、家事・育児・介護についても、体調不良を抱えた状態での出来(生産性)という意味で用いている。
特-41図 最も気になる症状があったときの「仕事」と「家事・育児・介護」の
プレゼンティーイズム損失割合(男女、小学生以下の子供との同居の有無別)
正規雇用労働者
<女性> 仕事
0
10
20
30
家事・育児・介護
40
50
小学生以下の子供と
同居している(n=416)
41.4
43.9
小学生以下の子供と
同居していない(n=1,911)
30.4
48.6
非正規雇用労働者
(%)
60
正規雇用労働者
<男性> 仕事
0
10
小学生以下の子供と
同居している(n=828)
20
30
家事・育児・介護
40
31.3
小学生以下の子供と
同居していない(n=2,778)
(%)
50
60
48.7
27.2
48.6
非正規雇用労働者
小学生以下の子供と
同居している(n=400)
40.2
43.9
小学生以下の子供と
同居していない(n=1,985)
31.6
無業者
43.1
小学生以下の子供と
同居している(n=15)
35.7
小学生以下の子供と
同居していない(n=628)
28.5
54.3
44.6
無業者
小学生以下の子供と
同居している(n=403)
-
小学生以下の子供と
同居していない(n=1,672)
-
35.4
33.9
小学生以下の子供と
同居している(n=11)
-
小学生以下の子供と
同居していない(n=865)
-
41.8
40.5
(備考)1.「令和5年度 男女の健康意識に関する調査」(令和5年度内閣府委託調査)より作成。
2.「通常時(気になる症状がない時)の仕事や家事・育児・介護の出来を100%として、ここ1か月の間で最も気になる症状があった時の、自身の仕事や家事・育児・介護の出来を評価してください。」と質問。
例えば、不調があるために通常時と比べて出来が20%下がるといった場合は、「80%」と回答する。なお、仕事については有業者のみに質問。
3.プレゼンティーイズム損失割合=100%-2.の質問から算出した数値の平均値。
4.男性の非正規雇用労働者及び無業者はサンプルが僅少のため、結果の読み取りに留意が必要。
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仕事、家事・育児等と健康課題の両立
・気になる症状があったときのプレゼンティーイズム※損失割合は、仕事よりも家事等の方が高い。
健康課題を抱えていると、仕事よりも家事・育児等に影響が及ぶと認識していることがうかがえる。
・小学生以下の子供と同居している有業の女性は、仕事と家事等のプレゼンティーイズム損失
割合が同程度となっており、健康課題により仕事にも家事・育児等にも影響が及ぶと自身で
認識していると推測されるため、両立支援が重要。
※プレゼンティーイズムとは、何らかの不調を抱えた状態で出社し本来のパフォーマンスが発揮できない状態を指し、出来がどの程度か(生産性)をアンケート
による自己評価等を用いて測定する。なおここでは、家事・育児・介護についても、体調不良を抱えた状態での出来(生産性)という意味で用いている。
特-41図 最も気になる症状があったときの「仕事」と「家事・育児・介護」の
プレゼンティーイズム損失割合(男女、小学生以下の子供との同居の有無別)
正規雇用労働者
<女性> 仕事
0
10
20
30
家事・育児・介護
40
50
小学生以下の子供と
同居している(n=416)
41.4
43.9
小学生以下の子供と
同居していない(n=1,911)
30.4
48.6
非正規雇用労働者
(%)
60
正規雇用労働者
<男性> 仕事
0
10
小学生以下の子供と
同居している(n=828)
20
30
家事・育児・介護
40
31.3
小学生以下の子供と
同居していない(n=2,778)
(%)
50
60
48.7
27.2
48.6
非正規雇用労働者
小学生以下の子供と
同居している(n=400)
40.2
43.9
小学生以下の子供と
同居していない(n=1,985)
31.6
無業者
43.1
小学生以下の子供と
同居している(n=15)
35.7
小学生以下の子供と
同居していない(n=628)
28.5
54.3
44.6
無業者
小学生以下の子供と
同居している(n=403)
-
小学生以下の子供と
同居していない(n=1,672)
-
35.4
33.9
小学生以下の子供と
同居している(n=11)
-
小学生以下の子供と
同居していない(n=865)
-
41.8
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(備考)1.「令和5年度 男女の健康意識に関する調査」(令和5年度内閣府委託調査)より作成。
2.「通常時(気になる症状がない時)の仕事や家事・育児・介護の出来を100%として、ここ1か月の間で最も気になる症状があった時の、自身の仕事や家事・育児・介護の出来を評価してください。」と質問。
例えば、不調があるために通常時と比べて出来が20%下がるといった場合は、「80%」と回答する。なお、仕事については有業者のみに質問。
3.プレゼンティーイズム損失割合=100%-2.の質問から算出した数値の平均値。
4.男性の非正規雇用労働者及び無業者はサンプルが僅少のため、結果の読み取りに留意が必要。
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