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資料3-8 藤井先生提出資料 (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第77回 3/23)《厚生労働省》 |
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BA.2系統(オミクロン株)に対応した変異株スクリーニング体制整備
BA.2系統に関する現在の主な知見
○BA.2系統は、BA.1系統より感染性が高く、置き換わりが進んでいる。
○実際の入院リスクや重症化リスク及びワクチン予防効果については、
差がないとの報告がある。
○BA.1系統感染後のBA.2系統への再感染リスクは明らかになっていない。
○中和抗体薬の感受性が BA.1系統とBA.2系統で異なるとの報告がある。
BA.2系統への置き換わりに伴う感染者数の増加(減少)速度への影響を
より早く探知するために、BA.2系統に対応した変異株スクリーニングを
実施する。
BA.2系統に対応した変異株スクリーニング
現在
今後
○デルタ株に特徴的なL452Rの有無で、オミクロン株疑いを
スクリーニング(デルタ株とオミクロン株の判別)
L452Rを対象に
変異株PCRを実施
○従来の方法に併せて、BA.1系統に特徴的なins214EPEの有無で、
BA.2系統疑いもスクリーニング(BA.1系統とBA.2系統を判別)
L452R(+):デルタ株疑い
L452R(-):オミクロン株疑い
L452R及びins214EPEを
対象に変異株PCRを実施
オミクロン株の亜系統(BA.1系統、BA.2系統)は区別できな
い。
=ゲノム解析結果を待つ必要がある。
従来の方法と組み合わせることで、デルタ株とオミクロン株の判別、
オミクロン株のBA.1系統とBA.2系統の判別が可能となる。
※スクリーニング対象となるアミノ酸配列が1種類追加するのみ ⇒ それ以外は従来通り
スクリーニングからゲノム解析までの流れ
新型コロナ
陽性
スクリーニング
※スクリーニング実施機関等で
コロナ陽性となった検体を実施
L452R(+)、ins214EPE(-):デルタ株疑い
L452R(-)、ins214EPE(+):BA.1系統疑い
L452R(-)、ins214EPE(-):BA.2系統疑い
方針
ゲノム解析
※ウイルス量の多い検体を実施
○現在のスクリーニング実施率は、約6~9%/週 ⇒ 当面、同程度を実施
3月中旬から、大阪健康安全基盤研究所、阪大微生物病研究会、
医療機関等で試薬調達等の準備ができ次第、順次開始。
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BA.2系統に関する現在の主な知見
○BA.2系統は、BA.1系統より感染性が高く、置き換わりが進んでいる。
○実際の入院リスクや重症化リスク及びワクチン予防効果については、
差がないとの報告がある。
○BA.1系統感染後のBA.2系統への再感染リスクは明らかになっていない。
○中和抗体薬の感受性が BA.1系統とBA.2系統で異なるとの報告がある。
BA.2系統への置き換わりに伴う感染者数の増加(減少)速度への影響を
より早く探知するために、BA.2系統に対応した変異株スクリーニングを
実施する。
BA.2系統に対応した変異株スクリーニング
現在
今後
○デルタ株に特徴的なL452Rの有無で、オミクロン株疑いを
スクリーニング(デルタ株とオミクロン株の判別)
L452Rを対象に
変異株PCRを実施
○従来の方法に併せて、BA.1系統に特徴的なins214EPEの有無で、
BA.2系統疑いもスクリーニング(BA.1系統とBA.2系統を判別)
L452R(+):デルタ株疑い
L452R(-):オミクロン株疑い
L452R及びins214EPEを
対象に変異株PCRを実施
オミクロン株の亜系統(BA.1系統、BA.2系統)は区別できな
い。
=ゲノム解析結果を待つ必要がある。
従来の方法と組み合わせることで、デルタ株とオミクロン株の判別、
オミクロン株のBA.1系統とBA.2系統の判別が可能となる。
※スクリーニング対象となるアミノ酸配列が1種類追加するのみ ⇒ それ以外は従来通り
スクリーニングからゲノム解析までの流れ
新型コロナ
陽性
スクリーニング
※スクリーニング実施機関等で
コロナ陽性となった検体を実施
L452R(+)、ins214EPE(-):デルタ株疑い
L452R(-)、ins214EPE(+):BA.1系統疑い
L452R(-)、ins214EPE(-):BA.2系統疑い
方針
ゲノム解析
※ウイルス量の多い検体を実施
○現在のスクリーニング実施率は、約6~9%/週 ⇒ 当面、同程度を実施
3月中旬から、大阪健康安全基盤研究所、阪大微生物病研究会、
医療機関等で試薬調達等の準備ができ次第、順次開始。
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